フォード選手権、プレーオフの2人にインタビュー
2003年 フォード選手権
期間:03/06〜03/09 場所:ドラールゴルフリゾート&スパ(ブルーコース)(フロリダ州)
サドンデス3ホール目でホークがV!
ドラールゴルフリゾート&スパ・ブルーコースで開催されている、米国男子ツアー第9戦「フォード選手権」は、通算17アンダーをマークしたジム・フューリックとスコット・ホークのプレーオフになったが、日没サスペンデッドのため、決着は月曜日に持ち越され、結局3ホール目でバーディを奪ったホークが2年ぶりの優勝を果した。
プレーオフは18番、1番ホールで繰り返し行われ、その2ホール目、グリーン上に両選手が上がった時点で、薄闇がコース全体を覆っていた。ピン奥3メートルにつけたホークにとってはデリケートなタッチが要求される。この場面でホークからでた言葉は、「もう見えない!」。
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昨年目の手術を受けたホークは、しばらく調子が良かったが、現在はコンタクトレンズを使用することで、視力を保っている。その辺の事情を知るフューリックもホークの要請を了解した。プレーオフは、月曜日の現地時間午前8時に再開されることになり、互いに3メートルほどのバーディパットを残していたが、そのホールは両者ともバーディで引き分けた。
そして3ホール目となる18番パー4でティショットをバンカーに入れたフューリックに対し、フェアウェイを確実にキープしたホークが、セカンドショットも2メートル弱のバーディチャンスにつけ、これを沈めて勝利をもぎ取った。
最終日の展開だが、最終組でラウンドしたベテランのボブ・ツエー、スコット・ホークがスコアを伸ばせず苦しむ中、首位に踊り出たのがジム・フューリックだった。10番パー5では、グリーン手前からのアプローチがチップインイーグルになり、17アンダーまで伸ばした。14アンダー首位からスタートしたホークも意地を見せた。ボギーを3つ叩きながら6つのバーディを積み重ね、フューリックに追いついた。
今週の日本勢は丸山茂樹、田中秀道と久保谷健一が出場。久保谷は初日からスコアを崩し予選落ち。丸山は首痛のため3日目の4番ホールで棄権。田中は、2日目にスコアを伸ばしたが、決勝ラウンドに入りスコアを崩し、2アンダー77位で終了している。