2010年 全英オープン特集
2010年 全英オープン
期間:07/15〜07/18 場所:セントアンドリュース(スコットランド)
南アのルイ・ウーストハイゼンが2位に7打差で全英OPを制す!
英国セントアンドリュースのオールドコースで開催されている、海外男子メジャーの第3戦「全英オープン」の」最終日。通算15アンダーの単独首位でスタートした、ルイ・オーストハイゼン(南アフリカ)が、1イーグル、1バーディ、2ボギーでラウンドし、通算16アンダーでメジャー初制覇を果たした。
スタートからパーを積みかさねたオーストハイゼンは、8番パー3で3mのパーパットを外しボギーが先行。しかし、続く9番でイーグルを奪い2位との差を広げた。そして、後半に入ると12番でバーディを奪い、その後も落ち着いたプレーを披露。最終18番では、対面する1番ホール側も含めホールを取り囲んだ大ギャラリーから拍手を受けながらグリーンに上がり、ウィニングパットを沈めた。
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2位に7打差、2000年にタイガー・ウッズが記録した最多差優勝(8打差)に次ぐ圧勝。南アフリカ勢が全英で優勝するのは、2002年のアーニー・エルス以来通算8勝目。現在27歳のオーストハイゼンは、これで欧州ツアー今季2勝目のツアー通算6勝目。初めてのメジャータイトルを聖地セントアンドリュースで果たすことになった。
通算9アンダーで単独2位に入ったのは、イングランドのリー・ウェストウッド。1打差の通算8アンダー3位にはロリー・マキロイ(北アイルランド)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ポール・ケーシー(イングランド)の3人が並んだ。
セントアンドリュースでの全英3連覇を狙ったタイガー・ウッズは通算3アンダーの23位タイ。そして、日本勢で決勝ラウンドに残った3名のうち最上位に入ったのは石川遼。イーブンパーの41位タイからスタートした石川は、2ストローク伸ばして通算2アンダー石川は今回の27位がメジャーでの最高位となる。
谷口徹はスコアを2つ落としたが、通算3オーバーで60位タイ。宮瀬博文は決勝2ラウンドを1オーバーずつにまとめ、通算4オーバーの68位タイで4日間の戦いを終了した。