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武藤俊憲が逆転で2年ぶりV!松山は43位

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント最終日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7,010ヤード(パー71)◇晴れ◇ギャラリー数7686

降雨によるコースコンディション不良のため3日目のラウンドが中止となり54ホールの短縮競技となった今大会。首位と4打差の4アンダー6位タイから出た武藤俊憲が最終日に9バーディ、1ボギーの「63」を叩き出し通算12アンダーとして今季初勝利、2009年の「The Championship by LEXUS(レクサス選手権)」以来となる通算4勝目をマークした。

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4打差の2位にはスペインのゴンサロ・フェルナンデスカスタノ。通算7アンダーの3位タイにシェーン・ローリー(アイルランド)と米国のリッキー・バーンズが入った。小田孔明は通算5アンダーの6位だった。

賞金ランクトップを走るベ・サンムン(韓国)は通算2オーバーの31位タイに終わり、賞金王の決定は次週以降に持ち越された。前週史上3人目のアマチュア優勝を達成した松山英樹は通算5オーバーの43位タイだった。

なお、賞金加算額は54ホール短縮競技のため規定により本来の75%の額となる。

武藤俊憲が昨年の日本OPの雪辱を果たす>
前半から6つのバーディを積み重ねた武藤俊憲は、後半に入ってもさらに3バーディを奪い通算13アンダーで最終ホールに突入。最後もバーディなら丸山茂樹がもつコースレコードに並ぶ勢いだった。しかし、2オンを狙った2打目を左に曲げると、3打目はバンカーに捕まりボギーフィニッシュ。苦笑いのウィニングパットとなったが、2年ぶりの優勝を決めた。「昨年の日本オープンでの借りを返せたというか、やっと勝てました」と話す武藤。その日本オープンでは最終18番で1パットならプレーオフ、2パットでも単独2位という状況で、まさかの4パット。3位タイに終わるという苦い経験をした。「悔しさがなくなることはないけど、やっと勝てたという感じです」と嬉しそうに話した。

<G.F.カスタノ パットが決まらず単独2位>
大会2日目に6ストローク伸ばし通算8アンダー単独首位に浮上したゴンサロ・フェルナンデスカスタノ。先週の欧州ツアーに続き2連勝のチャンスだったが、最終日はパットが決まらず苦戦する。スコアが動いたのは11番のバーディと、ティショットを大きく右に曲げた17番パー3でのボギーと2ホールだけ。「バーディパットは入らなかったが、プレーは悪くなかった。この天候の中で8アンダーを出す人に敬服するしかない。脱帽です」と、武藤の爆発的なスコアについていけず、4打差の通算8アンダー単独2位に終わった。

松山英樹 ティショットは安定したが・・・>
通算1アンダー17位タイからスタートしたアマチュアの松山英樹は、2番でボギーを先行すると、その後も6つのボギーをたたき、バーディを奪ったのは10番での1つだけ。通算5オーバー、43位で大会を終えた。「自分では風をあまり感じなかったけど、上空は強く吹いていたりするので、そういう時に低い球を打てるようにしないといけない」。この日はアイアンショットでチャンスを作ることができず、新たな課題を持つことになった。それでも、ティショットで安定した弾道を打つことができたことには「収穫もあったし、自信もつきました」と言い残し、次週に向けて早速移動した。

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