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【GDO EYE】杉原輝雄、同一大会連続出場の世界新記録を樹立!

今年で51回目を迎えた「中日クラウンズ」で、偉大な記録が樹立された。今大会の第1回目から出場を続けている杉原輝雄が、今年で51年連続出場を達成。これはアーノルド・パーマーが持つ「マスターズ」への50年連続出場という記録を抜いて、世界新記録となった。

先週出場した「つるやオープン」で、この記録が掛かっていること。そして、大会がそれに向けたセレモニーの準備をしていることを聞いたという杉原。「自分の為だけじゃないし、とにかくティオフしないといけない」。普段以上に生活や食事に気を遣い、この日を迎えたという。

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石川遼の4組後のスタートとなったが、この日ばかりは大勢のギャラリー、カメラマンが杉原のスタートを待ち受けた。杉原がティグラウンドに上がり、ティアップすると早速ギャラリーから「世界新記録おめでとう!」と声が掛かる。それを受けた杉原。「まだやってないよ、これから」。そして、おもむろにロープの外にいるそのギャラリーをドライバーで指して、「そこ、危ないよ」と笑わせた。

「とにかく初日ティオフしないと駄目だから、それが出来て、18ホールラウンド出来てほっとしている」と杉原。とはいえ、記録については「数字的にそうなっても(パーマーとは)比較にならない。中身が違いすぎますから」と謙遜。さらに、この日は7ボギーの「77」。「74、5で回れそうなところで、14番でミスしてしまった」と、目標とするエージシュート(72)を達成できずに悔しさを滲ませた。まだまだ旺盛な勝負根性がなんとも頼もしく感じられた。(編集部:今岡涼太)

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2010年 中日クラウンズ



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