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初日が中止で選手たちは率先してサイン会を実施!

国内男子ツアーの第2戦「つるやオープン」の初日は、朝から降り続く雨の影響でコースコンディションが回復せずに中止が決定した。3度のスタート時間遅延で、11時30分にスタート予定となっていたが、10時30分の時点で中止が決定。クラブハウス前には、選手の姿を一目見ようと多くのギャラリーが垣根を作っていたため、急遽サイン会を行うことになった。

この時間にコース内にいたのは、午前スタート組の選手たち。その中でも最初に登場したのが、現役最年長の杉原輝雄(72歳)だった。サインを始める杉原は、ファンから「がんばってください」と声をかけられると、「もう少しね」と笑顔で返すサービスぶり。杉原に続いて登場したのは、杉原と同じく永久シード選手の倉本昌弘と、特に関西では人気者の井戸木鴻樹の2人。さらに室田淳鈴木亨などベテラン選手が率先してサインに応じた。

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その後、この日のプレーが中止となった経緯などがJGTOツアーディレクターの小山俊一氏から説明された。「午前4時から10時までに30ミリを超える雨量となりました。今年は日照不足の影響で、芝の発育が思わしくないこともありフェアウェイ、バンカーともに水が溜まっている箇所が多いため」と。

さらに残り3日間で54ホールに短縮したことについては「この時期は日照時間が夏ほど長くないので、3日間で72ホール(4ラウンド)を行うという判断はリスクが高すぎます」と説明を続けた。大会側としては、一昨年に予選2ラウンドが初日の雨の影響で日没サスペンデッドになったこと。さらに昨年は3日目が中止になったことから雨対策も講じてきたが、残念ながら中止と判断せざるを得なかったようだ。

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2010年 つるやオープンゴルフトーナメント



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