「全英オープン」に向けてチューンアップを図るアーニー・エルスのインタビュー
E.エルスが今週の欧州ツアーに出場、米国ツアーはニッサンオープンから
昨年末、地元の南アフリカで復帰戦をはたしたアーニー・エルスが中東で行なわれる2試合に参加と発表があった。全英オープン以来、膝の手術の影響のため、20週間の休養とりリハビリをしたエルス。復帰は年末に母国の南アフリカでの3試合だったが、ブランクを感じさせない素晴らしい成績をみせた。「ネットバンクチャレンジ(非公式試合)」、「ダンヒル選手権(優勝)」、「南アフリカ航空オープン(2位)」。
昨シーズン、米国男子ツアーで優勝がなかったため、年明けの「メルセデス選手権」には4年連続出場することができず、南アフリカで休養を取り、その後、拠点となるイングランドに戻っている。
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年明けに行なわれた「アーニー・エルス ジュニアツアー」の結果もチェックしていたようだ。アーニー・エルス自身のホームページによると休養時にいろいろ考える事が多く、目標設定をし直し、メンタル的にもフィジカル的にも感じは良く、2006年はこれまでにない入れ込みが感じらる。エルス自身のゴルフキャリアの後半戦スタート、準備はできていると語っている。
2006年最初の試合は、昨年優勝した欧州ツアーの「カタールオープン」。翌週にはタイガーウッズも出場を表明している「ドバイ・デザートクラシック(アラブ首長国連邦)」が待っている。米ツアーの復帰戦は2月の「ニッサンオープン」となり、そのあと「WGC世界ゴルフ選手権・アクセンチュアマッチプレー」、「フォード選手権」、「ベイヒルインビテーショナル」、プレーヤース選手権、マスターズと予定されているようだ。
エルスはこれまで2回の「全米オープン」(1994、1997年)と、2002年の「全英オープン」に勝っておりメジャー制覇は3回。念願のグリーンジャケットに向けて始動するエルスに注目したい。