午前中は強い日差しが降り注いでいたが・・・。横峯さくらは1アンダー暫定33位、5ホールを残してサスペンデッドに

長野県のグランディ軽井沢GCで1日（金）、国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」が開幕。1番ティグラウンドで“ディフェンディングチャンピオン”のアナウンスを背に受けてスタートした横峯さくらは、2番でピン奥2.5mにつけると、下りのデリケートなフックラインを読みきりバーディ先行。幸先の良いスタートを切る。

その後はチャンスを作れずパーを並べるが、7番（パー3）でピン左3mを沈めてバーディ。2アンダーに伸ばし、上位で後半へと折り返した。しかし、10番のボギーで流れを失いかけると、やや重くなりかけた雰囲気と呼応するように、上空には徐々に厚い雷雲が立ち込め始める。

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14番グリーン上で中断を知らせるホーンが鳴り、そのまま競技続行不可能と判断されサスペンデッドに。13ホールを終えた時点での1アンダーは暫定33位タイ、明日の2日目は未消化分の5ホールと第2ラウンドを合わせた23ホールの長丁場の戦いとなる。

「終われたらいいと思いましたけど、天候には逆らえないので・・・」。1年ぶりの勝利を連覇で飾るべく臨んだ一戦は、早々に水を差される結果となったが、「悪くはないけど、もうちょっとパットが入ってくれたら。明日は、もう少しチャンスを作っていきたいですね」と気持ちを切り替え、サスペ決定後も雷が鳴り響くコースを後にした。（長野県北佐久郡／塚田達也）