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藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

インコースに比べれば、シンプルといえるアウト９ホールを終え、いよいよ後半に入ります。

最初のホールは、ダウンスロープとなりますが、ティショットに強いフックが必要。左の松の木がせり出しているので、地面の形状よりも、空間の形状の方が、より大きな左ドッグレッグになっています。フェアウェイ上に枝が出てくるので、それを回避しなければなりません。真っ直ぐ攻めると、セカンドに200ヤードくらいの距離を残してしまいます。これがフックで入れれば、170、180ヤードとなるので全然違ってきます。

グリーンは軽く砲台になっており、手前に下り傾斜が強いので、ピンが手前に切られたとき、２打目でショートするとすごく難しいアプローチ残ります。また、パッティングも右奥からラウンドが入っているので、どこから打っても上って下るラインが残る難しさがありますね。