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藤田寛之のオーガスタナショナルGCコース解説

このホールはティグラウンドから真っ直ぐなんですけどね…。左の木がせり出しているので、ドローボールを打たなくてはいけません。フェアウェイは左から右に下り傾斜。フェードでは右のファーストカット、ラフに吸い込まれ、セカンドショットも右の木が邪魔になります。

少しドロー気味のボール、もしくは低いストレートで、転がしていけば好ポジション。それでもセカンドは左足下がりのライとなります。ここから奥行き20ヤード弱、４～５ヤードを打ち上げる砲台グリーンを狙います。自分の番手は５、６、７番くらい。ここも高い球が必要とされます。

グリーンは真ん中が高く、ボールは左右に落ちていきます。ですからピンサイドを狙って打ち分けます。ただ左に外しすぎると、３番ティグラウンド近くまで転がり落ちてしまう。とにかく、傾斜を使いながら攻めていくのがオーガスタの攻略の重要なポイントと言えます。