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広田、薗田、尾崎・・・ホストプロたちの悲喜こもごも

国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」には、所属契約を結ぶ広田悟高山準平をはじめ、スポンサー契約を結ぶ薗田峻輔野上貴夫永野竜太郎小平智阿部裕樹、浦口誠、そして今年から契約を結んだ尾崎将司と9人のホストプロが出場していた。

大会前に「今年は最低でも予選通過を」と話していた薗田は通算6アンダーの41位タイで無事予選を通過。初日に6アンダーをマークしていた小平智は4ストローク伸ばして通算10アンダー、11位タイと好位置で決勝ラウンドを迎える。同じく6アンダースタートの永野も通算9アンダー、17位タイで無事予選を突破した。

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その一方、初日に7アンダー5位タイとホストプロの中でもっと好成績を残していた広田は、この日4オーバーの大乱丁。通算3アンダーの79位タイで予選落ちとなった。さらにあと2ストローク伸ばせばツアー史上初のエージシュート達成となった尾崎将司は、5ストローク伸ばしたが、初日の出遅れが響き通算2アンダーで予選落ち。

同様に高山、阿部、野上、浦口と合計6人が予選で姿を消すことになった。がっくりと肩を落としてクラブハウスに引き上げる広田や、やはりうつむき加減で引き上げる高山の姿が印象的だった。通算2アンダーでホールアウトした高山は「難しいコースじゃないんですけど、通らなきゃいけないという重いが強すぎて。バーディ合戦は出遅れると取り戻すのが難しいので、ホストプロとしてはきついですね」と本音も飛び出す。

昨年は1打差で予選落ちを喫し、今年はリベンジという気持ちで挑み、予選を通過した薗田は、「ふー」と深いため息をついた。昨年のことがあっただけに、アテスト後におめでとうと握手をすると「やっとですよ」と嬉しさよりも、ノルマを達成した安堵感が上回っていた。最低限の役割を果たした小平、永野、そして薗田の3人は、残り2日間は上位だけを見つめて戦うだけだ。(三重県いなべ市/本橋英治)

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2012年 TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙



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