2024/04/30国内男子

信念<先週の一枚>フォトグラファー今井暖

30歳の彼に教えられている気がした。 あの日、上下黒のウェアで撮影をした。70カ国以上渡り歩いてきた彼のクローゼットには、今も上下黒のゴルフウェアがたくさん並んでいるはずだ。(フォトグラファー・今井
2024/04/29国内男子

IMPACT<きょうの一枚>フォトグラファー今井暖

写真を撮る!」などと大袈裟に言わなくても、見た人が部屋に飾りたくなる、たまに見返したくなる。誰かのココロに残る、そんな写真を自分もいつか撮ってみたい。(フォトグラファー・今井
2024/04/25国内男子

試す<きょうの一枚>フォトグラファー今井暖

したプレーヤーだけが、次なるステージに上がっていくのをたくさん見てきたはずだ。 もし思うようにいかない時間がやってきたら思い出してほしい。試合を待ち望んでいた時の気持ちを。そして、最高の相手に思いっきり試せることの喜びを。(フォトグラファー・今井
2023/09/20国内男子

匂い<先週の一枚>ANAオープン

その熱があった。世の中の事象全てに波は存在する。ほんの小さなうねりからいくつもの要因が重なり合って、やがて怖くなるくらいのビッグウエーブを生む。2023年、その匂いは漂い始めた。(フォトグラファー・今井
2023/08/01日本プロ

整う<先週の一枚>日本プロゴルフ選手権

ついた芝や土を払う。密着によってお互いの汗を交換し合ったとなりのカメラマンと目が合う。言葉はなくとも、お互いミッションを成し遂げた喜びが汗と一緒に身体中から吹き出している。疲労がピークに達するこの時間帯。さっきまで重かった体は、見事に整った。(フォトグラファー・今井
2022/12/25マスターズ

This is MASTERS 2022年ベストショット3選【今井暖】

切り取ってきた光と影。その一瞬にスポットライトを当てる。GDOとともに旅を続けたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第2回は今井カメラマン編。 <マスターズ 事前 ギャラリー> ■一生のおもひで
2022/10/05日本女子オープン

世界に誇る日本の「美」 日本女子オープンの一枚

グリーンが今回の日本女子オープンの主役となった。マスターズよろしく朝早く“特等席”を確保するギャラリーたち。時差のない日曜日の午後、日本の職人たちが仕上げた世界に誇る速くそして美しいグリーンを最高のアングルで堪能したに違いない。(フォトグラファー・今井
2022/04/13マスターズ

This is MASTERS 今週の“一枚”:マスターズ(後編)

に戻ってくるのだと納得する。 レンズに映る緑のフェアウェイと青い空、真っ白なキャディビブス、そして黄色いピンフラッグ。選手もフォトグラファーもいつの日か自分自身が納得できる長い1日を過ごすためにまたここに戻ってくるのだろう。This is MASTERS。(フォトグラファー・今井
2022/04/12マスターズ

遥かなるオーガスタ 今週の“一枚”:マスターズ(前編)

映画館のスクリーンのような窓ガラスの向こう側、整えられた緑の芝と黄色いフラッグが僕をさらに煽ってくる。今すぐ写真を撮りたい。欲張って多めに持ってきたスチールカメラとレンズを抱えて、まだトーナメントが始まってもいないコースへ足早に向かった。(フォトグラファー・今井
2022/04/06オーガスタナショナル女子アマ

支えるということ 今週の一枚:オーガスタナショナル女子アマ

。そんなキャディの支えをすぐそばで見ながら、感じながらプレーする彼女たち。この先プロゴルファーになったとしてもオーガスタナショナルでプレーしたことと、支えてくれた人への感謝の気持ちはその柔らかなハートに深く刻まれている。(フォトグラファー・今井
2021/12/24国内女子

彼女が見つめる先 2021年ベストショット3選【今井暖】

プロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第4回は今井カメラマン編。 <リゾートトラスト レディス初日 稲見萌寧> 雨は演者と写真に緊張感をもたらす数少ない小道具である。 彼女が見つめるのは優勝でも
2021/09/06国内男子

一進一退:フジサンケイクラシックの一枚

見えないところにボールを打つのは不安しかない。しかし彼らは迷わず振った。今の自分の位置を知るために。そして少し前の自分を超えていくために。(フォトグラファー・今井
2021/05/31国内女子

リスタート:リゾートトラスト レディスの一枚

ホールアウトという予期できないリスタートとなった。 残念ながら予選通過とはならなかったが、これからは頼もしいパートナーと愛息を寝かしつけてから、今までよりも少しだけ小さめの声で反省会を開けばいい。(カメラマン・今井
2021/04/27国内女子

勝負の時間「春はあけぼの」/フジサンケイレディスの一枚

フレーズに納得し、急勾配の斜面を駆け下りて海に向かう。 やがて朝の光を受けた太平洋と、色濃くなり始めた高麗芝が強烈な紫外線とともに目に飛び込んでくる。新たな改修を経て、世界の名コースに再び生まれ変わった川奈。すべての条件が揃った今、あとはシャッターを押すだけだ。(フォトグラファー・今井