2023/12/26国内男子

亡き友に捧ぐ 2023年ベストショット3選【中野義昌】

切り取ることに全てをかけるフォトグラファーたち。GDOとともに国内外を渡り歩いたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第3回は中野義昌カメラマン編。 <ショップライトLPGAクラシック by Acer
2020/12/18全米女子オープン

「メディアキット」も様変わり コロナ禍の全米女子オープン撮影記(前編)

たちは、うれしい悲鳴を上げさせてくれた。 渋野プロは貯金を生かして、3日目終了時点でも首位を堅守した。最終ラウンドを予定する13日(日)は雷雲接近の予報、順延もあり得るか――。そんな懸念を頭に入れながら運命のラスト18ホールに備えていた。(カメラマン・中野義昌) 後編へ
2020/04/03ニュース

2020年春 ゴルフ場の風景(武蔵野ゴルフクラブ)

。いつもならGDOとともに日本や海外を駆けまわっているはずのプロカメラマンたちが、愛するゴルフ場を訪ね、現在の風景を切り取った。 写真・文 中野義昌 撮影コース 武蔵野ゴルフクラブ 撮影日 2020年4
2019/04/15マスターズ

最後に魔女が微笑んだ ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(7)

はじめてのマスターズ取材 普段のゴルフトーナメントでは、カメラマンはロープサイドを思うままに出入りしながら、撮影を進めていく。しかし「マスターズ」は例外で、ロープの中には入れない。多くのパトロンに紛れながら、まるで盗撮するかのように、わずかなすき間からレンズをのぞかせて撮影する。 特にタイガー・ウッズら人気選手となると、思ったところから撮影するのはほぼ不可能。人垣をかき分ける必要がある。ところが、「撮る場所がないなぁ」と困った顔でウロウロしていると、「前に行って撮りなよ。良い写真撮れよ!」なんて言って、場所を譲ってくれるパトロンがたくさんいる。チケットをやっとの思いで手に入れて来たら、“元を取...
2019/04/14マスターズ

グリーンを囲むイスの行列 ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(6)

はじめてのマスターズ取材 この写真を見て、「さすがホスピタリティがあふれるマスターズ。コースには座席が用意してあるんだなあ」なんて思う方がいたりして…。 グリーンの周りに敷き詰められた、たくさんのイス。これらは大会が用意したものではなく、パトロン個人の持ち物だ。来場者が早朝の開門と同時に目指すのは、観戦エリアを確保すべく、“場所取り”をすること。中にはいくつもイスを抱え、お目当てのホールに次々と置いていくツワモノもいる。 ちなみにこちらは18番グリーン周りの様子。最高のスポットゆえ、第1組スタートのおよそ1時間前には“満員御礼”だ。16番(パー3)の周辺も人気が高い。まあ、最近は場所取り自体が...
2019/04/13マスターズ

オーガスタの飲食事情 ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(5)

はじめてのマスターズ取材 オーガスタナショナルGCの美しい舞台にそろう実力者たちの姿を追っていると、時間が経つのも忘れて撮影に没頭してしまう。そうは言っても、朝から晩まで、日が昇っている間中、コースに出ていれば、おなかも空いてくる。 場内には大会独自の食べもの、飲みものを販売する出店が至るところにある。ソフトドリンクやビールなどのアルコール飲料は、この蒸し暑さの中で飛ぶように売れる。ただ、中身もさることながら、プラスチック製のコップがなにせ人気だ。マスターズのロゴが入っているから、お土産にもピッタリ。来場の記念に捨てることなく持ち帰ろうとするパトロンがほとんどで、大きな声では言えないけれど、ゴ...
2019/04/12マスターズ

トイレの行列 ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(4)

はじめてのマスターズ取材 朝から多くのパトロンが、オーガスタナショナルGCに押し寄せる。例外なく、どのホールもぎっしりとパトロンに埋め尽くされる。実は「マスターズ」では入場者数を公表していないらしい。個人的な感覚では5万人ぐらいだろうか…いや、もっと多いだろうか。 撮影を進めていた途中、トイレに行きたくなってきた。これだけの人がいるのだから、さぞかしトイレも大行列。どれぐらいの時間、並ばなければならないのだろう。そんな素朴な疑問を持った。 「長蛇」と言うほどではないが、外には少し列ができていた。最後尾に付くが、止まることなく、ゆっくり歩くぐらいの速度で進んでいける。入り口が近くなると、中から大...
2019/04/11マスターズ

謎のスティック ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(3)

はじめてのマスターズ取材 「ようこそ!マスターズへ!」。オーガスタナショナルGCに足を踏み入れると、ボランティアスタッフの皆さんの声が響く。他のトーナメントでは見られない光景に、仕事とはいえ、何だか気分が高揚する。 場内に敷き詰められた、どこまでも続く鮮やかな緑の芝生。フワフワのじゅうたんのようで、寝転がりたくなるほどだ。テレビで想像していたよりもずっと広く感じるのはなぜだろう。ゴルフを始めて30年が経つが、こんなにキレイなコースでプレーしたら、ターフを取ったりしたら悪いかな…って、ビビッてボールがトップばかりしそうだ。 ゴルフの祭典を隅々まで!「マスターズ」フォトギャラリー 景色に感動してい...
2019/04/10マスターズ

今どき公衆電話って ~中野義昌カメラマン「マスターズ」紀行(2)

はじめてのマスターズ取材 さて、カメラの準備は整った。いよいよ夢にまで見たオーガスタナショナルGCのコース内へGO…! おっと、ちょっと待った! 「携帯電話をコース内へ絶対に持ち込まないでください」って、どういうこと? パトロンはもちろん、私たちメディア関係者も、マスターズでは携帯電話の持ち込みが禁止されている。普段のPGAツアーでは、試合中にギャラリーがスマートフォンで写真や動画を自由に撮影しまくっている。リアルタイムでアップデートされるスコアやショットの行方がアプリですぐに確認できる時代。「マスターズ」だけがかなりアナログなことに驚かされる。でも、遠くで響く歓声で試合の動向を感じたり、ボラ...