2004/12/19国内男子

「僕は特に両親に苦労をかけたから・・・」/宮里聖志の優勝インタビュー

アジア・ジャパン沖縄オープン 最終日 宮里聖志(優勝・14アンダー) 「まだあまり実感が沸いていないです。待っている間はとにかく長く感じ、プレーオフをやる覚悟で待っていました。アマチュア時代の時も含めてプレーオフをやったことがなかったんですよね。 優勝は昨日まで全く考えていませんでした。今日も15番で初めて意識しました。クオリファイングトーナメントで16位に入り、ほっとした気持ちで試合に臨んだのがよかったのかもしれません。 僕は勝っても泣かないと思っていたけれど、両親の顔をみたらダメでした。僕は特に苦労をかけたから・・・親父とおふくろのおかげです。 3年のシードは凄くラッキーです。今後はオフに...
2004/06/21米国男子

ミケルソン「16番まで王手をかけられたと思った」/全米準優勝インタビュー

-17番を悔やんでいますか。何が起きたんですか? フィル・ミケルソン 「何と言っていいか分かりません。とにかくグリーンが硬くて、バンカーアウトをあんなにピン奥にまで送りたくなかったのですが、グリーンが硬すぎて転がってしまいました。ダウンヒルのパーパットで風がさらに強まり、ほとんど打ってない、触っただけのパットなのにあんなに転がってしまった。そして返しのパットも外してしまったんだ」 -17番の直前までは最高のプレーでしたね。 フィル・ミケルソン 「今までにないほどのベストなプレーができていました。最高のショットやパットを厳しいコンディションの中で決めてきました。あまりに厳しいコンディションで...
2004/07/02米国女子

全米女子オープン(1日目)/暫定首位の無名アマチュアにインタビュー

悪天候のため、サスペンディッドとなってしまった「全米女子オープン」初日。18歳のアマチュア、ブリトニー・リンシコームが大会に嵐を巻き起こした。 -メジャーで首位ですよ。 ブリトニー・リンシコーム 「言わないでください。なんて言ったらいいかも浮かばないくらい動揺しているんですよ。イーグルを決めた時に感情が溢れ出てきて、涙が止まらなかったんです。なぜ泣き出したのかも分からないんです。普通なら嬉しくて笑うはずなのに、もう気が動転しています」 -周囲も驚いていますよ。 ブリトニー・リンシコーム 「そうでしょうね。昨日ある記者にアマチュアでもこのメジャーで優勝できるかって質問されて、4日間とも良いプレー...
2004/06/20国内女子

アピタ・サークルK・サンクスレディス/宮里藍涙の優勝インタビュー

宮里 藍(優勝・6アンダー) 「16、17番は緊張して手が動きませんでした。こんなのは初めてです。18番のパットは連続ボギーのイメージは消しました。外すことを絶対に考えず、入れるイメージだけでした。距離は2メートル弱、ラインがまっすぐだったので、『もうまっすぐ打とう』とだけ、上りでよかったです。 上原彩子さんが泣いていて、それを見たら泣けてきました。『あー、優勝したんだな』って」...
2004/06/13国内女子

「照準を合わせていただけに嬉しいです」/宮里藍にインタビュー

宮里 藍(サントリーレディス優勝・11アンダー) 「この試合でどうしても成績を残したくて前々から照準を合わせていました。それが本当にうまくいき嬉しいです。 今回もキャディの美奈さんには本当に助けてもらいました。相性が良いというかきもちよくラウンドできました。それに苦しい時にも声をかけていただきましたし。 出場を予定している7月29日から8月1日まで行われる『全英女子オープン』(英国、サニングデールGC)は、行くだけでなく、まあ予選通過を目途に・・・でも正直まだ考えてないです。ただ絶対に何か学んで帰ってきたいですね」...
2003/08/11米国男子

今季4勝目となるラブIIIの優勝インタビュー

デービス・ラブIII 「今日は前の組やジョン・ロリンズの順調なプレーぶりを見てて、守りに入ろうと思ったんだ。フェアウェイをキープしてグリーンを確実に捉えていこうと言い聞かせていた。とにかく厳しいボギーパットを残すといった3点を失うような場面だけは作ってはいけないと。ショットは良かったんだけど大きな賭けに出る必要はなかったから。最初の36ホールで記録的な36点を獲得したけれど、優勝のかかる最終日にまた記録を打ち立てなくてもいいと判断して堅実なプレーに徹した。この調子を来週のメジャーに持続させたい。“プレーヤー・オブ・ザ・イヤー”に関しては少し近づいたかな。マイク・ウィアがマスターズを含む3勝でま...
2003/07/20米国男子

3日目トップに立ったトーマス・ビヨーンにインタビュー

-「今日、とくにバック9では安定したゴルフをしていましたね?」 トーマス・ビヨーン 「スウィングには不安要素は全くありません。私はどのホールでもグリーンのセンターを狙っているだけです。そうすれば、バーディはなかなか取れないかも知れませんが、ボギーではなく、確実にパーで上がれると思うのです」 -「明日も今日と同じ攻め方でラウンドに臨むのですか?」 トーマス・ビヨーン 「そのつもりです。リンクススタイルのゴルフコースでは、攻め方が1つだけではありません。今週は、とくにグリーンが難しいですから、グリーンを制する者が、最終的に勝つでしょう。全米オープンのグリーンの様に、表面がスムーズではありませんから...
2003/07/19米国男子

2日目トップに立ったデービス・ラブIIIにインタビュー

■デービス・ラブIII(1アンダー/1位) 今日は本当にタフな一日で、我慢のゴルフを必要とされました。ティショットで上手く打てても、バウンドが悪くて難しいライに見舞われた事も何度かありました。また、風と喧嘩させるショットを打つとミスが出ましたが、風にのせようと思って打った時はピンに絡みましたね。 それにしても14番ホールのティショットはOBになったかと思いましたが、ギリギリ助かりました。やはり全英オープンでは、あの様な運に恵まれないと、良いスコアは出ませんよ。18番の2打目は、あそこまで右を狙うつもりはありませんでしたが、ボールがグリーン右サイドのコブに当たり、思った以上にピンに寄りました。あ...
2003/07/28米国シニア

全英シニアオープン、明暗が分かれた二人にインタビュー

トム・ワトソン 「今週のパターは魔法がかかったように入った。多分5メートル級のパットを10回はねじこんでいるからスコアは良いに決まっている。今日はすごいショットが沢山あった。10番でボールが1度だけ弾んで次の瞬間姿を消したとき、私にもメイソンに追いつくチャンスがまだあるかもしれないと思った。メイソンはノーミスで来ていたし、かなりのロースコアを出さなければと気合が入ったね。でも18番でボギーを叩いてしまったときに、チャンスは消えたと思った。しかしメイソンが最終ホールでまさかのダブルボギーを叩いてくれたおかげで、私にプレーオフのチャンスが巡ってきたけど、ずっと今回は彼のトーナメントだと思っていた。...
2003/08/04米国女子

グランドスラムを達成したアニカにインタビュー/全英女子オープン最終日

アニカ・ソレンスタム 「今季最初のメジャー“クラフトナビスコ選手権”では池に投げ込まれ、今回のメジャーではシャンパンを頭からかけられましたけど、いい気分です。でも正直まだ実感がわかないです。やっと欲しいメジャーを手に入れられました。でも今回のメジャーは自分のプレーに本当に満足しています。各選手、この厳しいコースで素晴らしいプレーをしていましたから。できるだけ自分のプレーに集中しようと思っていましたが、リーダーボードを見ると上位が混戦模様で凄かったですね。11番のパー5でバーディをとったのがキーポイントだと思います。パー5ではバーディを確実にとってチャンスを増やさなくてはと思っていました。緊張の...
2005/03/23米国男子

タイガー直撃インタビュー/「リーダーボードのトップにつけ逃げ切りたい」

ザ・プレーヤーズ選手権 -先週は相性がいいベイヒルで思ったような成績を残せませんでしたが、今週の大会に臨むにあたりいかがですか? タイガー・ウッズ 「先週はショットもパットも褒められたもんじゃなかったからね。それじゃあ、当然勝てない。思うようなプレーができず、あんな結果になってしまいましたが月曜日、火曜日とかなり練習し、ショットの手応えがよくなりました」 -今日はどんな点を中心に練習するんですか? タイガー・ウッズ 「まずはコースに慣れることと、昨日練習したことの復習ですね。毎年訪れるコースでもその年によって多少違います。今年は例年よりラフは伸びていませんし、グリーンの転がりもやや遅くなってい...
2004/07/16米国男子

幼い頃からの憧れの大会で首位を走るケーシー&レベにインタビュー

全英オープン 初日の首位にたったポール・ケーシー。来週27歳の誕生日を控える期待の若手。初日の好調ぶりは数週間前に始めた改善の結果だという。中でもパッティング・ルーティンの改善が効いており、パット数も24回に収めた。 ポール・ケーシー 「素晴らしい舞台に立てて本当に嬉しい。イギリス生まれの私としては、幼い頃からの憧れだから、努力が報われたみたいだ」 もう一人の首位、トーマス・レベは前週の「バークレイズ・スコティッシュオープン」での優勝で、「全英オープン」行きをギリギリで獲得。しかし焦って現地入りすることはなく、ロンドンの自宅に戻り奥さんとガーデニングをしたり、息子さんのテニスの試合を観ていたと...
2004/07/19米国男子

最終日/エルスやタイガーなど上位陣&注目選手にインタビュー

全英オープン アーニー・エルス(2位・10アンダー) 「72ホール目のパットが敗因だね。あのパットのことは当分頭から離れないだろうな。完璧なセカンドを打てていたからなおさら辛い。ピンポジションが際どいところにあってピン手前は厳しいパットだったんだ。あんなに厳しいパットになると分かっていたら、ピン奥につけるべきだった」 フィル・ミケルソン(3位・9アンダー) 「プレーは良かったんだ。バックナインは誰もが辛抱のゴルフになるから折り返し時点で首位に並んでいれば自分にチャンスがあると思っていたよ。私はバックナインをパープレーで乗り切れば大丈夫だと信じていたんだ。しかしハミルトンとエルスは次々とバーディ...
2004/07/19米国男子

「私は緊張しないタイプのようです」/ハミルトンの優勝インタビュー

全英オープン ビッグネームを下し、メジャー初優勝を手にしたトッド・ハミルトン。03年12月のPGAクオリファイ・スクールでやっと手に入れたツアカードからたった8ヶ月。栄えあるメジャー・タイトルと共に、1億4500万円の優勝賞金、PGAツアー5年間シード権、今後5年間のメジャー大会シード権、同じく5年間の準メジャー「ザ・プレーヤーズ選手権」シード権、そして65歳までの「全英オープン」シード権を手に入れた。 -おめでとうございます トッド・ハミルトン 「ありがとうございます。しかしまだ実感が沸きません。なんだか他人事のように思えて、傍観者のように目の前で起きてる素晴らしいことを呆然と見ています。自...
2004/07/18米国男子

3日目/「最高のスタートを切れたけどね」タイガーにインタビュー

全英オープン 3日目のフロントナインで32をマークしてチャージを見せたタイガーだったが、バックに入って勢いはクールダウン。バーディチャンスはあったものの、生かすことが出来なかった。 タイガー・ウッズ(7位タイ・4アンダー) 「今日は素晴らしいプレーができたと思う。最高のスタートを切れたしね。ピンを狙えるチャンスが作れ、パットも決まってくれた リーダーボードの上位にいる面々はみんな素晴らしいプレーをしている。その中から飛び出して優勝を奪うにはかなりの好プレーをしなくてはならない。自分がそうできることを祈っているよ。このコースでは安定したスタートを切って前半でバーディを奪えば、あとはバックナインで...
2004/07/18米国男子

3日目/「問題点をしっかり克服したい」グーセンにインタビュー

全英オープン レティーフ・グーセンは3番パー4から始まってフロントナインで4バーディ。3日目の68を生んだ要素はやはりパッティング。シネコックヒルズ同様、決めなければならない貴重なパットを次々と沈めていた。 レティーフ・グーセン(3位タイ・6アンダー) 「明日を楽しみにしているよ。まだ改善点があるから、今夜はその問題点をしっかり克服したいね。今日はバックナインで上手く踏ん張って、良いスコアを維持できた。でも明日はパーセーブパットを打つのではなく、バーディパットを打っていきたいね。 どれだけメジャータイトルをもっていようと、メジャー最終日は厳しいものだ。明日はとくに厳しい戦いになるだろうね。グリ...
2004/07/18米国男子

3日目/「アイアンの出来にはとくに満足」エルスにインタビュー

全英オープン 2002年の「全英オープン」覇者、アーニー・エルスは3日目に素晴らしいカムバック。難しいとされるバックナインで13番、15番、16番とバーディを稼ぎ出し、首位に1打差にまで詰め寄った。 アーニー・エルス(2位・7アンダー) 「厳しい戦いだけど、3日間は良いプレーができていると思う。他の選手同様、苦労はしている。今日のアイアンの出来にはとくに満足しているよ。 できれば首位で最終日を迎えたかったけど、でも1打差だからね。正直言って、1打差リードなんてあまり意味がない。首位から4打差までの選手全員にチャンスがあると思う。もちろん天候によるけれどね。優勝争いに身を置けているので満足だ」...
2004/07/18米国男子

3日目/「59をマークしたような驚き」ハミルトンにインタビュー

全英オープン -ノーボギーの67。このロイヤルトゥルーンでは最高級のプレーといえますよ トッド・ハミルトン 「スーパーショットというのはなかったのですが、質の良いショットが打てていました。トラブルをすべて回避してプレーできましたね。とくにここのポットバンカーは避けなければなりません。また良いショットが打てた時は、しっかりとパットを決めることができ、チャンスを活かせました。3日間とも良いプレーができ、日に日に自信が沸いてきています」 -まさかメジャー最終日を首位で迎えると思っていなかったと語っていましたね トッド・ハミルトン 「その通りですよ。この2日間の67は、私にとって59をマークしたような...
2004/07/17米国男子

2日目/初日の借金を返済!P.ミケルソンなどにインタビュー

全英オープン 通常トーナメントでムービングデイといえば3日目のことをさすが、メジャーでは毎日がムービングデイ。期待の選手たちは、初日につくってしまった借金をしっかりと2日目に返し、リーダーボードの上位に上がってきた。今季「マスターズ」チャンピオンのフィル・ミケルソンは2日目を2オーバーでスタート。過去の全英オープンではリンクスとの相性が合わない印象を与えてきていたが、2日目にきっちりと5バーディ、ノーボギーでラウンドした。 フィル・ミケルソン(10位タイ・3アンダー) 「良いスタートを切れてよかった。フロントナインでしっかりバーディを稼がないとチャンスが後半にはあまりないから。フロントで4つバ...
2004/07/17米国男子

2日目/「忍耐強くプレーするしかない」タイガーにインタビュー

全英オープン タイガー・ウッズ(17位タイ・1アンダー) 「フロントナインの7番と9番で痛いボギーを叩いてしまったけど、全体的には今日のプレーに満足している。コースは決して易しい状況ではないからね。誰も63や64といった好スコアを出せる状態じゃない。だから忍耐強くプレーするしかないんだ」...