2001/04/22国内女子

逆転の大場美智恵が本領発揮。7アンダーでツアー3勝目をあげた。

那須小川レディスの最終日。アドレスしていても体がふらつくような強風が吹き荒れ、この日もスコアを崩す選手が多かった。予選2日間首位をキープした黄玉珍は3番パー5でバーディを奪い6アンダーまで伸ばしたが、7番ホールからはボギーが止まらず、79と崩れ優勝争いから脱落してしまった。 最終組で黄と1打差の2位タイでスタートした、島袋美幸と大場美智恵の優勝争いとなったが、島袋は前半をすべてパー。対する大場はスタートの1番ホールでバーディを奪うと、前半で3つ伸ばし7アンダーとした。 後半に入ると風はさらに強くなり、島袋はバーディを2つ奪うがボギーも2つ叩き、差を縮められず。対する大場も1バーディ、1ボギー。...
2001/04/21国内女子

黄玉珍がいぜん鼻差リード。島袋美幸、大場美智恵が1打差で追う。

那須小川レディスの2日目。こちらも男子ツアー同様寒空のなか、選手は体が回りにくかったりスコアメイクに苦しんだ。しかし、上位陣はスコアを崩さず我慢のゴルフをした。 単独首位の黄玉珍は4バーディ、4ボギーの出入りの激しいゴルフとなったが、イーブンパーで上がり5アンダーで単独首位をキープした。2番、6番でボギーを出し、一時は3アンダーまでスコアを落としたが、「7番のバーディで自信を持っていけるようになった。あと1日がまんするだけ。自分のペースで心のコントロールをして頑張りたいです」 初日2位に入った島袋美幸も粘った。「前半は寒かったし、体も硬かったので、攻めようとは思わなかった。パットが良かったので...
2001/04/15国内女子

試合巧者、肥後かおりが唯一の60台。逆転でツアー13勝目を飾った。

再春館レディースの最終日は前日上位の選手がスコアを落とす荒れた展開となった。3オーバー6位スタートの肥後かおりが4バーディ1ボギー、唯一の60台となる69でまわりイーブンパーに戻し、2位に3打差をつけて逆転優勝した。 「16番までリーダーボードが無くてよかった。トップにいる感覚なかったのでリラックスできました。秋ぐらいにピークを持っていきたいのでこの優勝は大きいです。とりあえず日本女子プロゴルフ選手権(公式戦)に照準を合わせています」1992年の初優勝から10年目で13勝目を上げた。 注目の若手3人がどこまでがんばれるか期待されたが、3人とも序盤からスコアを崩してしまった。最終日を首位で向かえ...
2007/09/11日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

2週連続優勝を狙う飯島か、メジャー2連勝が掛かる横峯か?

広島県のリージャスクレストGCで行われている今季女子メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目。週末に入り大会は決勝ラウンドへ、天候にも恵まれて会場には6千人を超すギャラリーが詰め掛けた。 この日スコアを伸ばしたのは、前週優勝で勢いに乗る飯島茜。朝の練習場で、帯同する妹から「今日は体の切れがいいんじゃない」と言われ、それがコースでも発揮できたと喜んだ。6つ奪ったバーディは、すべて1~3mにつけてのもの。「ショットは先週より良いと思う」と2週連続優勝へ向け、2位に2打差をつける通算10アンダーで最終日を迎える。 単独2位はこの日3つスコアを伸ばした横峯さくら。4バーディ1ボギーと安...
2006/10/06国内女子

初日のラウンドは悪天候のため中止!36ホールに短縮が決定

悪天候のため、7時10分に中止が決定した。10月7日(土)の予選ラウンド18ホールを行い、70位タイまでが決勝ラウンド進出。 10月8日(日)に決勝18ホールが行われることになった。初日のラウンドが中止になるのは2004年「伊藤園レディス」以来。ま た、36ホールに短縮されることで、賞金ランキングに加算される額は当初の75パーセントとなる。...
1998/05/15国内女子

首位は金愛淑、岡田。大金らが追う

舞台は福岡県、福岡国際CC。昨年は1年を通してベテラン選手のカムバックが目立ったが、この試合でもノーシードだった50歳の池渕富子が優勝。今年もシーズン前半、ベテラン服部道子が好調につっ走っているものの上田珠代、大金寿子など若手もけっこう元気。さて今週はどっちになるか? と思っていたら53歳の大ベテラン岡田美智子が初日をリードした。去年も惜しいところで勝ちを逸した試合があったが、いよいよ2度目の正直になるのだろうか。去年今年と山岡明美が頑張っているのだから、岡田だって勝っておかしくはない。 「腰痛もあって先週はゴルフのことを考えずに過ごした。8日間もクラブを握らなかったのは初めて」という岡田。 ...
1998/05/07国内女子

まずは5アンダーで高又順首位

女子4日間競技、グンゼワールドレディスは東京よみうりCCが舞台。コースも手ごわいし、女子選手にとっては長丁場の戦いだ。風も吹いた初日、まず5アンダーで首位を走ったのは高又順。ボキーなしの5バーディ。 「このところ調子が悪かったが練習ラウンドで福嶋さんと回って勉強になりました」という。下半身の安定が悪く、ストレートに構えることを忘れていた。「福島さんのスウィングをイメージしたら飛距離も伸びました」 その福嶋晃子は今週もまだ調子がでないラウンドで4オーバー。他人の方に運を上げてしまった形だ。 招待選手、カリー・ウェブも74。 「イライラしてしまった」という。ローラ・デービースも74。 「今日のスタ...
1998/05/01国内女子

復活古川、新鋭坂東が3アンダー首位

10年ぶりに復活した古川千尋(中島千尋)が、好調はフロックではないことを証明? しっかり3アンダーでトップに出た。一方新鋭パリパリ、勝ち方も知ってしまった坂東貴代も久しぶりに初日首位。こちらも昨年の勝利がフロックではないことを証明したいところ。新旧(?)対決の様子となった。...
1998/04/24国内女子

今季強し! 服部道子が3アンダー首位

去年もそうだったが、とくに今年の服部道子は強い。ボギーをひとつに抑えての3アンダー。 「昨日の段階から今日の雨はわかっていました。スコアも伸びないと思っていたから、タブルボギーとか大きなミスをしないゴルフを目指してプレーしました」と、冷静に判断。判断した通りのゴルフをきっちり実践したところがベテランというものだろう。先週よりボールがしっかりフェースに当たっているという。 西田智恵子は改名した。今年からは西田智慧子。「智恵のある子にということで付けてもらったのですが、それにしてはぜんぜん智恵がないじゃないのと言ったら、じゃ変えればと・・」 画数が悪いし、智恵は本当は智慧と書くのが正しいのだそうだ...
1997/11/27国内女子

さぁ最終戦。久保樹乃がまず首位

シーズン最終戦。そしてみんなが必死になる公式戦。まず初日のトップを走りだしたのは若い久保樹乃。昨年初優勝で自信をつけてはいるが、今季は可もなし不可もなしといったところ。ぜひもう1勝して昨年の勝利をフロックと言わせないようにしておきたい。 久保は5バーディ、2ボギー。「1番2番バーディで出たんですが、いつもその後で崩れてしまいます。今日は最初のバーディがないつもりで、パーをとろうと頑張りました」と久保。 メジャーの4日間競技になると「お酒飲んでるわけでも、タバコ吸ってるわけでもないのに手が震えてしまうんです」とか。 どうしたら震えがなおるのか、悩んでいる。お酒でも飲んでみようか、とも考えた。なん...
1997/11/21国内女子

芳賀ゆきよ、65をマークして首位

今季あまり活躍の場のなかった芳賀ゆきよが、ボギーなし、7バーディという完璧なゴルフで首位。「のこり2試合、シードへのプレッシャー、あります」という芳賀だが、4連続バーディをふくむ快進撃だった。もちろん自己ベストスコア。 「前期の終了ごろからプレッシャーが出始めてきました。調子も良くなかったし、技術とメンタルがかみ合っていなかったみたいで・・」という。現在ランキング51位。確かに微妙なところにいる。 塩谷育代が不死鳥のようにまた頑張っている。シーズン後半は、浮かびかかってはまた沈むパターンでもがいている。今日は5バーディ、1ボギー。 「あと2試合です。とにかくゲームを楽しんでんいくしかないです。...
1997/10/23国内女子

野呂、山崎、不動など5人が首位タイ

こういう展開も珍しい。3アンダー、69で5人が首位に並んだ。確率的には不思議ではないのだが、現実にはなかなか見られないケース。 野呂奈津子は4バーディ、1ボギー。 「調子はボチボチ。先週の高須(愛子)さんの優勝が刺激になりました。いまいち突っ込みが足りなくて友人からは歯がゆいって言われるし、いつもハッパをかけられてます」と野呂。そりゃそうだ。高須が勝つのなら、なんで野呂が勝てない! 今年1勝をあげた山崎千佳代も4バーディ、1ボキー。 「最近の調子からしたらほぼ完璧でした。ショットが良くて、ほぼバーディチャンスに寄ってくれたし・・ホント、良かったです。欲張らず、リズムよくラウンドしたいですね」 ...
1998/03/20国内女子

初日トップは服部道子。4アンダーのスタート!

昨年の優勝は山崎千佳代だったこの試合。今年は服部道子がまずトップを走りだした。緒戦は外国選手で2週目はベテラン選手というパターンができてしまった? なかなかアンダーの出ないこのトーナメント、35-33の68はすごい。 服部は6バーディ、2ボギー。「そんなに雨は気になりませんでした。ショットもパットも良かったけど、運にも恵まれていたと思います」と服部。 昨年は2勝。内心、期するものがある。「福嶋さんより私のほうが年齢やゴルフ歴は上ですけど、強さは向こうのほうが上。なんとか平均ストロークとかパットとか、トップの人に付いていけるようにと思っているんです」 「もう若くはない」という。なんとか現在の体力...
1997/06/19国内女子

双生児プロ、本山恵子が初日トップ

「ツアーに出場したのは昨年のミヤギTV杯以来」という本山恵子がインで3連続バーディなど69をマークしてトップ。「ツアーで69は初めてです。裕子はよく出しますけど」とジョーク。本山裕子とは一卵性の双生児。 「今度予選落ちしたら承知しないわよ」と妹に言われた。「裕子がシード権とったんだから、お前も足りない部分を補えばシード選手になれるぞ」と父にプラス思考の励ましを与えられた。18歳のとき父から裕子は7番、恵子は6番アイアンを与えられてゴルフを始めたのだという。 1打差にはベテラン吉川なよ子。更に1打差には高又順、高村亜紀などぞろぞろ並んでいる。明日も頑張ろう。「姉と一緒に最終組で回るのが父もふくめ...
1997/06/12国内女子

新人、山名悠喜が66で初日首位

昨年プロテストに合格したばかりのルーキー、山名悠喜が5バーディ、1イーグルの66。ボギーは1つだけという新人らしからぬ内容でホールアウト。 「ゴルフを始めたのは18歳から。それまでスポーツにもゴルフにも興味はなかった」という異色。葛城で6年間修行し、6回目でプロ合格。「ステップアップツアーで優勝を逃がしたのが悔しくて」今回は絶対に優勝しようと誓っているのだとか。こうでなくっちゃ。水戸市出身。高校は「進学校の」水戸第二高校。29歳。 1打差には木村敏美。上がり4ホールを連続バーディとしてインは32。「積極的に狙っていくゴルフではなくなって...年でしょうか。まだ29歳なんですけど、ゴルフも年とと...
1998/06/25国内女子

黄玉珍、好調持続。野呂奈津子も首位タイ

選手たちがここをひそかなターゲットとして調整してきている4日間の公式戦、日本女子オープン。ふつうの試合とはちょっと雰囲気が違ってくる。昨年はベテラン岡本綾子が大復活をとげたが、やはり4日間という長丁場の戦い方を知っているベテランがかなり有利なことは事実。過去5年の勝者を列挙してみても岡本綾子、服部道子、塩谷育代、高村亜紀、岡本綾子。今年も実力派と見なされている選手たちが顔を出してくる可能性大だろう。 さて初日の首位をキープしたのは野呂奈津子と黄玉珍。黄玉珍はもちろん先週の勝者で「もちろん来週も優勝を狙う」と明言していた選手。それだけ体力・気力の充実を感じている。また野呂奈津子は今季勝ち星がまだ...
1998/05/22国内女子

高村亜紀など4人が首位タイ

女子ツアーは福岡県から愛知県に移動。春日井CCで開催される中京テレビ・ブリヂストンレディス。昨年は高村亜紀と黄璧洵が一騎討ちの末、高村の勝利となった。 その高村亜紀、コースとの相性なのか、それともディフェンディングチャンピオンの自信か、4バーディ、1ボギーの69として首位。「ここのグリーンはイメージが合っている。あまり悩まずゆとりをもってパッティングできる」と高村。 30度近い夏のような暑さにはこたえたらしいが「ゴルフの調子はともかく、初日トップに立ててホッとした感じです」 島袋美幸はアウトで4バーディ。しかしインでは1バーディ、2ボギー。シーズン初めに右足のねんざで2カ月を休んでいた。「それ...
1999/11/19国内女子

好調・中野。久しぶり・松沢知加子も

女子競技は残り2試合。エリエールレディスオープンがはじまった。舞台はパー72、6352ヤードのエリエールGC松山コース。初日首位に立ったのは4アンダーの中野 晶と松沢知加子。1打差3位には具玉姫・大場美智恵・川波由利ら。先週初優勝を決めた不動裕理は服部道子と同位の2アンダー8位といい位置につけている。賞金ランク1位の村口史子は1アンダー13位。 5バーディ、1ボギーとした中野晶は惜しくも2勝目を逃したが、ミズノクラシック、伊藤園レディスと2週続けてあと一歩の2位。先週、先々週に引き続き集中力と、いい調子を維持しているという。「自分の中でショットが安定しているのがわかります。賞金女王はムリでもも...
1999/11/05国内女子

上位にはLPGA経験者が勢ぞろい

米LPGA選手が大挙して出場しているこの試合、やはり上位にはズラリと米LPGA選手、そして米LPGA経験選手が顔をそろえた。国内の試合とはいえ、なにか雰囲気が違うのだろうか。 今年のミズノクラシックには日本LPGAから36人、米LPGAからは日本を上回る43人の選手が参加している。7アンダー米国のC.マッカーディが初日、2位以下に2打差をつけた。続くは韓国の高又順、R.ヘザリントン。日本選手はコークと並ぶ4位に、4アンダーの平瀬真由美が食い込んだ。 7バーディ、ボギーなしとしたC.マッカーディ。出だしの1・2番ホールは緊張のため固くなっていたが、体もほぐれた3番ホールからは7メートル、4番は5...
1998/10/23国内女子

まず服部道子リード。福嶋晃子も好位置!

今年から3日間競技となった樋口久子・紀文クラシック。コースはR.T.ジョーンズ設計で昨年オープンしたばかりだ。選手たちにとっては始めての挑戦となる。 初日をまずリードしたのは現時点での賞金レーストップ、服部道子。ボギーなしの4バーディ。「今日はラッキーでした。1番でパーセーブ(1パット)できたのが大きかったです。いい流れになりました。悪いショットもあったんですが、悪いショットが2回続かなかったんで、ボギーにならずにすみました」 この新コースはある程度ショットが良くないと通用しないという。「いったんミスすると池やバンカーがどんどん難しくなる。そういう意味で難しいですね。逃げればハマる。狙えばなん...