2001/06/17国内女子

米山みどり独走!2位に9打差をつけてツアー3勝目をあげた。

最終日を2位4打差で迎えた米山みどりは、2番で1メートルのパーパットを外し、3パットでボギーとしてしまった。このホールで同じく最終組でまわる高村亜紀がバーディを奪いその差は2つに縮まった。先週のサントリーレディスに欠場した高村は、その前週まで2週連続優勝中。この試合に勝てば自身としての3週連続優勝となるのだが、この後はスコアを伸ばすことができなかった。 一方、2番のボギーで崩れるかと思われた米山は、続く3番では6メートルのバーディパットをネジ込み、周囲に隙を見せなかった。7、8番でバーディを奪った米山は独走態勢に入った。後半もスコアを伸ばし、難しい最終の18番でも2メートルのバーディパットを沈...
2001/06/16国内女子

米山みどりが7試合ぶりの予選通過をトップで切り抜けた。

2日目にスコアを大きく伸ばしたのはプロ4年目の米山みどり。昨年、一昨年と1勝づつあげ、賞金ランキングを2年連続一桁をキープする米山は若手有望株として期待も大きい。しかし、今シーズンは持ち前のショットが安定せず先週まで6試合連続で予選落ちをしていた。 「予選落ちが続いている間、スイングのリズムを変えたり、クラブを替えました。去年のスイングと今年のスイングは自分の中では違っていて、同じフェードでも、去年のはカットが強い打ち方でした。だから今やっているスイングは多少左に行ってもゆるせるんです」 2、3番とピンに絡むショットを放ちバーディを奪った米山は、8、9番でも連続バーディを奪うなど、6アンダー、...
2001/06/15国内女子

小野香子が頚椎ヘルニアを克服し首位に立った。

初日トップに立ったのは首を痛め、約1ヵ月ぶりの試合復帰となった小野香子。「今日は痛みという痛みはなかったんですけど、雨ということもあって重い感じがしました」 「今日はボギーを打ちそうなピンチがあったんですけど、1ピンくらいのパットが2、3度入ったのが大きかったです」小野は4バーディ、ノーボギーで2位に1打差の単独首位になった。 3アンダーの単独2位には大城あかね。4バーディ、1ボギーで最終18番ホールを迎えた大城は、約38ヤードのバーディパットを残したが、2パットで凌いだ。 首位の小野から2打差の3位には大場美智恵、高村亜紀といった今シーズン2勝している2人が入っている。先週行われたサントリー...
2001/06/10国内女子

服部道子が逃げきって通算14勝目を飾った。

大会最終日、3日目に首位に立った服部道子と1打差で追う山田かよの一騎打ちとなった。服部は3番パー3でバーディを奪ったが、4番でボギーを叩くと6番、9番でもボギー。9番でバーディを奪った山田が逆転し首位に立った。 後半に入るとバーディ合戦になり、14番ホールで服部がバーディを奪い再び8アンダー首位で並んだ。そして決着は最終18番ホールに持ち込まれた。 ティショットは互いにフェアウウェイをキープしたが、セカンドショットをピン手前2.5メートルに寄せた服部に対し、山田は右サイドのバンカーに入れてしまい、寄らず入らずのボギーにしてしまった。これで楽になった服部はバーディパットを沈め、1年8ヵ月ぶりにツ...
2001/06/09国内女子

服部道子が伸ばせず混戦に。山田かよが1打差で追う。

大会3日目、決勝ラウンドに入り再び混戦状態となった。9アンダー単独首位の服部道子はアイアンの距離感が合わず、ダブルボギーを2つ叩くなど、スコアを落としてしまった。 「今週の目標はしっかりインパクトまで振りぬいていくことでしたので、それ程落ち込んではいません。たまたま結果ダブルボギーになっちゃった、という感じです。バタバタしましたので1日長かったですけどね」 そして、4アンダー2位グループからスタートした山田かよがスコアを伸ばした。「皆あまりスコアが伸びていなかったので、ピンの位置が難しいんだな、と思いながら丁寧に1ホール1ホールやっていました。3日間でショット、パットとも今日が一番良かったです...
2002/07/05国内女子

休養十分の呂曉娟が6アンダーで単独首位に立った

今年で2回目の開催となるベルーナレディースカップゴルフトーナメントが開幕。初日の天候は、曇りだが風も穏やかで、スコアメイクには絶好の日となった。 首位に立ったのは台湾出身の呂曉娟(ロシャウチェン)。前半を4バーディ、後半も2バーディを稼ぎ、ノーボギーでトータル6アンダーとした。先々週の試合を休んで故郷に帰省していた呂曉娟。これは2週間ぶりの実戦となるが、リフレッシュが効を奏したようだ。 「今日はパターの調子が良くて、かなり入った。このコースはまあまあ好き。今年から使用していたアイアンが合わなかったので、昨年優勝した時のクラブに戻したのが良かった。どうなるか分からないが、あと2日間頑張る」 ...
2001/06/08国内女子

服部道子が実力発揮!6ストローク伸ばして単独首位に踊り出た。

大会2日目、1998年賞金女王の服部道子が6バーディを奪い9アンダーで単独首位に立った。2番パー5で1.5メートルのバーディパットを確実に沈めると、4番まで3連続バーディ。後半も16、17番で連続バーディを奪った。 「今日はひと言でいえば、思い切りの良いゴルフが18ホール最後までやれたと思います。久々のトーナメントリーダーは気分がいいことは確かなんですが、残り2日、自分の仕事というか、自分の思ったことをしっかりやりたいと思います」 初日7アンダーの小俣奈三香はスコアを3つ落とし、4アンダーの2位グループに後退。10番ホールからスタートした小俣は「11番のバーディで、昨日の調子が続くかな、と自...
2001/06/07国内女子

小俣奈三香が7アンダーで飛び出した。

初日トップに立ったのはプロ入り2年目の小俣奈三香。7アンダーで2位以下に4打差をつけて飛び出した。 「今日はパーオンを逃したホールはありませんでした。7アンダーは上がってビックリ、という感じです。やっている内は集中していたんで、一打一打と思ってやりました」これまでのベストスコアは試合で67、プライベートで66という小俣は初めて65をマークした。 父親がコーチという環境で育った小俣は、昨年米国の2部ツアー(フューチャーズ)に出場していた。そしてコーチ役の父親は現在、自信のシニアプロテストのため渡米中で、代わりに兄がキャディとして付き添っている。4日間と長い試合だが、このまま一気にスコアを伸ばす...
2001/06/03国内女子

また逆転! 高村亜紀が2週連続でツアー通算10勝目をあげた。

またしても混戦状態で迎えた最終日。今シーズンすでに2勝している大場美智恵だが、最終日を首位で迎えての優勝がない。その大場はスタートの1番でボギーを叩くと4番でも1つ落とし優勝争いから脱落してしまった。「今日は全部悪かったですね。昨日からショートパットの不安な感じがでちゃって・・・」という大場は次週サントリーレディスを休んで調整する予定だ。 そしてもう1人の首位、中島千尋は前半を1バーディで5アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、後半はスコアを崩し、スタート時の4アンダーでフィニッシュ。「今の自分の実力からすればあんなもの。というか実力以上は出せなかったですね。悔しいのは悔しいですけど、アンダー...
2001/06/02国内女子

中島千尋、大場美智恵が首位で並んだ。大場は逃げ切ることができるか!?

大会2日目。2位からスタートした中島千尋がスコアを1つ伸ばし首位に立った。「今日はまずまずという感じ。崩れなくて良かった」スコアを崩す選手が多い中、中島好調をキープしている。 「今回解説で来ている金谷多一郎プロにラウンド前にアドレスのチェックをしてもらいました」金谷プロへの恩返しは優勝することと言う中島は、最終日に金谷プロがレポーターとして見守る中、冷静にプレーすることができるか。 そして、中島と並んで首位には今シーズンすでに2勝を上げている大場美智恵。「今日は割りとチャンスについてました。短いの(パット)が 入らず、長いのが入ったという感じです」大場はパッティングのフォームで左右の体重分配を...
2001/06/01国内女子

中島千尋好調。首位はベテラン城戸富貴

初日はベテラン城戸富貴が67をマークして、2位に2打差をつけ単独トップに立った。追いかけるのは、3アンダー中島千尋・村井真由美の2人。ディフェンディングのチャンピオンの不動裕理は今週米国で行われる全米女子オープンに出場のため欠場している。 城戸富貴はボギーなしの5バーディ。効率よくスコアを稼いだ。「パターがよかった。先週もらったパターです。ショートパットが嫌いだったんですけど、安心して打てるというか・・」 面倒見のいい高又順に「ウー・スン」で打ちなさいとアドバイスされた。冗談のような話だが「ウースン」のテンポで打つと不思議に決まる。「ほんと、ウースン効果です」 今週も中島千尋が好調。ボギー2...
2001/05/06国内女子

強い! カリー・ウェブが貫祿6差の2連勝

ウェブとコークの戦いになるかと思われたが、ボギースタートの後、ウェブは4番5番6番と連続バーディ。優勝街道に不安はなかった。 我慢のコークは冴えがなく、終盤大きく崩れて結局は4アンダーフィニッシュ。終わってみればウェブに6打の差をつけられた。それにしてもやっぱり世界のウェブ。強い! カリー・ウェブは6バーディ、3ボギー。大きくグリーンオーバーさせた15番パー3ではダブルホギー、トータルでは71と決して上出来のラウンドではなかったが、他の選手が伸びてこなかった。「今日はまあまあのゴルフ。なかなかエンジンがかからなかった。でも途中でリードを奪ってからは一度も並ばれることがなかった。その面では満足...
2001/04/22国内女子

逆転の大場美智恵が本領発揮。7アンダーでツアー3勝目をあげた。

那須小川レディスの最終日。アドレスしていても体がふらつくような強風が吹き荒れ、この日もスコアを崩す選手が多かった。予選2日間首位をキープした黄玉珍は3番パー5でバーディを奪い6アンダーまで伸ばしたが、7番ホールからはボギーが止まらず、79と崩れ優勝争いから脱落してしまった。 最終組で黄と1打差の2位タイでスタートした、島袋美幸と大場美智恵の優勝争いとなったが、島袋は前半をすべてパー。対する大場はスタートの1番ホールでバーディを奪うと、前半で3つ伸ばし7アンダーとした。 後半に入ると風はさらに強くなり、島袋はバーディを2つ奪うがボギーも2つ叩き、差を縮められず。対する大場も1バーディ、1ボギー。...
2001/04/21国内女子

黄玉珍がいぜん鼻差リード。島袋美幸、大場美智恵が1打差で追う。

那須小川レディスの2日目。こちらも男子ツアー同様寒空のなか、選手は体が回りにくかったりスコアメイクに苦しんだ。しかし、上位陣はスコアを崩さず我慢のゴルフをした。 単独首位の黄玉珍は4バーディ、4ボギーの出入りの激しいゴルフとなったが、イーブンパーで上がり5アンダーで単独首位をキープした。2番、6番でボギーを出し、一時は3アンダーまでスコアを落としたが、「7番のバーディで自信を持っていけるようになった。あと1日がまんするだけ。自分のペースで心のコントロールをして頑張りたいです」 初日2位に入った島袋美幸も粘った。「前半は寒かったし、体も硬かったので、攻めようとは思わなかった。パットが良かったので...
2001/04/15国内女子

試合巧者、肥後かおりが唯一の60台。逆転でツアー13勝目を飾った。

再春館レディースの最終日は前日上位の選手がスコアを落とす荒れた展開となった。3オーバー6位スタートの肥後かおりが4バーディ1ボギー、唯一の60台となる69でまわりイーブンパーに戻し、2位に3打差をつけて逆転優勝した。 「16番までリーダーボードが無くてよかった。トップにいる感覚なかったのでリラックスできました。秋ぐらいにピークを持っていきたいのでこの優勝は大きいです。とりあえず日本女子プロゴルフ選手権(公式戦)に照準を合わせています」1992年の初優勝から10年目で13勝目を上げた。 注目の若手3人がどこまでがんばれるか期待されたが、3人とも序盤からスコアを崩してしまった。最終日を首位で向かえ...
2007/09/11日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

2週連続優勝を狙う飯島か、メジャー2連勝が掛かる横峯か?

広島県のリージャスクレストGCで行われている今季女子メジャー初戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」3日目。週末に入り大会は決勝ラウンドへ、天候にも恵まれて会場には6千人を超すギャラリーが詰め掛けた。 この日スコアを伸ばしたのは、前週優勝で勢いに乗る飯島茜。朝の練習場で、帯同する妹から「今日は体の切れがいいんじゃない」と言われ、それがコースでも発揮できたと喜んだ。6つ奪ったバーディは、すべて1~3mにつけてのもの。「ショットは先週より良いと思う」と2週連続優勝へ向け、2位に2打差をつける通算10アンダーで最終日を迎える。 単独2位はこの日3つスコアを伸ばした横峯さくら。4バーディ1ボギーと安...
2006/10/06国内女子

初日のラウンドは悪天候のため中止!36ホールに短縮が決定

悪天候のため、7時10分に中止が決定した。10月7日(土)の予選ラウンド18ホールを行い、70位タイまでが決勝ラウンド進出。 10月8日(日)に決勝18ホールが行われることになった。初日のラウンドが中止になるのは2004年「伊藤園レディス」以来。ま た、36ホールに短縮されることで、賞金ランキングに加算される額は当初の75パーセントとなる。...
1998/05/15国内女子

首位は金愛淑、岡田。大金らが追う

舞台は福岡県、福岡国際CC。昨年は1年を通してベテラン選手のカムバックが目立ったが、この試合でもノーシードだった50歳の池渕富子が優勝。今年もシーズン前半、ベテラン服部道子が好調につっ走っているものの上田珠代、大金寿子など若手もけっこう元気。さて今週はどっちになるか? と思っていたら53歳の大ベテラン岡田美智子が初日をリードした。去年も惜しいところで勝ちを逸した試合があったが、いよいよ2度目の正直になるのだろうか。去年今年と山岡明美が頑張っているのだから、岡田だって勝っておかしくはない。 「腰痛もあって先週はゴルフのことを考えずに過ごした。8日間もクラブを握らなかったのは初めて」という岡田。 ...
1998/05/07国内女子

まずは5アンダーで高又順首位

女子4日間競技、グンゼワールドレディスは東京よみうりCCが舞台。コースも手ごわいし、女子選手にとっては長丁場の戦いだ。風も吹いた初日、まず5アンダーで首位を走ったのは高又順。ボキーなしの5バーディ。 「このところ調子が悪かったが練習ラウンドで福嶋さんと回って勉強になりました」という。下半身の安定が悪く、ストレートに構えることを忘れていた。「福島さんのスウィングをイメージしたら飛距離も伸びました」 その福嶋晃子は今週もまだ調子がでないラウンドで4オーバー。他人の方に運を上げてしまった形だ。 招待選手、カリー・ウェブも74。 「イライラしてしまった」という。ローラ・デービースも74。 「今日のスタ...
1998/05/01国内女子

復活古川、新鋭坂東が3アンダー首位

10年ぶりに復活した古川千尋(中島千尋)が、好調はフロックではないことを証明? しっかり3アンダーでトップに出た。一方新鋭パリパリ、勝ち方も知ってしまった坂東貴代も久しぶりに初日首位。こちらも昨年の勝利がフロックではないことを証明したいところ。新旧(?)対決の様子となった。...