1999/09/23国内男子

初日は堺谷和将。宮瀬が1打差に

心配されていた天候もまずまず。初日は堺谷和将がボギーなしの5アンダーでトーナメントをリードした。2位には宮瀬博文。尾崎健夫も好位置につけている。 堺谷和将は昨日から使い始めたパターがぴったりはまった。実に構えやすいという。「先週は最終日いいところにいたのに10番3パット、11番を4パット。それで気分転換をかねてピンタイプの新しいパターに替えた」 実は8月の数試合、絶不調におちいった。「ドライバーが芯に当たっているのにほとんど真右にしか飛ばない」という恐怖の病気。牧野裕にアドバイスを受けて「200ヤードを打つ感じ」で軽く振るように心がけた。それでだんだんヘッドが出るようになったという。初日トップ...
1999/09/16国内男子

今度こそ本物? 細川和彦

全日空オープン初日。66をマークして単独トップに立ったのは細川和彦。2位に2打をつけてのリードとなった。追いかけるのはアメリカのT.ハミルトン。飯合肇・渡辺司・東聡ら6人が3位グループにつけている。 先週のサントリーオープンでは細川が第3ラウンドを2打差2位につけながらも、最終日は78の大叩きと空回りだった。今季は何度2位となっただろうか。 今度こそと気合を見せた初日首位。内容は6バーディ・ボギーなし。調子は決して悪くない。「ピンチというピンチはなかった」と本人も言うように、先週最終日の悪いイメージを引きずらないように一打、一打集中してプレーしたのが良かった。プロアマの日(水曜日)に納得できる...
1999/11/25国内男子

若手2人が首位タイで発進!

いぶすきGCで行われているインターナショナルトーナメント、カシオワールドオープン。 並んで首位スタートしたのは67をマークしたハンク・キーニーと手島多一。1打差3位には伊沢利光、田中秀道、久しぶりの上位スタートとなる中嶋常幸、宮本勝昌ら7人がひしめいている。団子状態となった初日、2日目以降に抜け出すのはだれか? キーニーは、7バーディ、2ボギーとし5アンダーを稼いだ。「スコア的には満足していますが、パー5でバーディを取れなかったのが残念です」 一緒にまわった中嶋常幸は小さい頃、ブラウン管で見ていた憧れの選手だったそうだ。「同組で回れて嬉しかった。とても楽しく回れたことが今日のスコアにつながりま...
1999/11/18国内男子

豪華メンバー勢ぞろい! 首位は横尾だ

この競技、ダンロップフェニックスと名前が変わってから日本人優勝は85年の中嶋常幸とここ10年ではジャンボの3連覇だけ。今年はどのような展開になるのか? 初日にリードを奪ったのは65をマークした横尾要。2打差2位には田中秀道、藤田寛之、G.ノーマン、M.ゴーギンが並んだ。先週のVISA太平洋を55位と不本意な成績で終えたS.ガルシアは今回は3アンダー6位につけている。 6バーディ、ボギーなしとした横尾要、65はこの試合での自己ベスト。「今日は100点に近い内容。ショット・パット共に良くてこのスコア。この試合はいつも出だしは良いけど、3日目以降に消えてしまう」 昨年も好調な出だしを切ったが、68・...
1999/11/11国内男子

首位に尾崎直道、宮瀬など5人

ビッグトーナメントのはじまりだ。初出場のエルニーニョ・ガルシアは日本の若手選手、丸山茂樹・田中秀道と人気モノの顔合わせ。賞金ランクトップの直道・細川と組むのは今大会を実に3連覇している豪州リー・ウェストウッド。ジャンボはオラサバルとのペアリングとなっている。 好天に恵まれ絶好のゴルフ日よりとなった初日。イーグルを取る選手も続出し、6アンダー首位には、尾崎直道、宮瀬博文、ダレン・クラークら5人が並んだ。1打差6位には川岸良兼、ウェストウッドほか4人。丸山茂樹、横尾要、桑原克典は10位グループにつけた。 「長旅の東回りで地球をまわってきたので少し疲れているけど、2~3日で良くなると思うよ」とはS....
1998/11/05国内男子

初日は横尾要が稼ぎまくって17ポイント

今週の開催はアコムインターナショナル。これまで8月に開催されていたユニークな形式(ステーブルフォード競技)の試合だ。通常のストロークプレーと違い、各ホールのスコアによってポイントを稼いでいく。パーなら0点、バーディは2点、イーグルは5点、アルバトロスなら8点が加算。ボギーはマイナス1点、ダブルボギー以上はすべてマイナス3点。 つまり石橋を叩いて固くプレーするよりも、ちょっと冒険した方が好結果になりやすい。ボギーを10ホール叩いたって、バーディ5つで帳消しになる。 さて初日の首位に立ったのは横尾要。17ポイントを稼いだ。単純にバーディだけなら8ホール半が必要だが、7バーディ(×2=14点)、1イ...
1998/10/15国内男子

出た出た! ジャンボ尾崎、驚異の7アンダー

ベストシーズンに移行して賞金もアップし、昨年までとはちょっと雰囲気が違ってきた日経カップ。出場選手の気持ちとしては、今週あたりからスパートをかけて一気に終盤のインターナショナル3連戦へなだれこみたいところだ。 そこで初日、一気に7アンダーと疾走したのがジャンボ尾崎。ここらでガツンと目にものを見せてやるという意気込みが感じられる。追うは桑原克典、T.ハミルトン。 ジャンボ尾崎はインからのスタート。いきなり10番、11番と連続バーディを放り込み、14番、15番もバーディ。17番でも入れた。「前半は満足度の高いゴルフだった。久しぶりにいい感触でゴルフができた」と笑みがこぼれた。 ただしアウトにまわっ...
1998/10/08国内男子

首位は野上貴夫。横尾 要も好発進

今週は愛知県・三好CC西コースでの東海クラシック。海外からは粋なコスタンチノ・ロッカ、マーク・カルカベッキアが参加している。「もちろん勝つためにきたんだ」と明言していたロッカの初日はイーブンパーの出だしとなった。「予想どおり風が難しかった。しかし欧州ツアーで風はさんざん経験している。大丈夫」 初日をリードしたのは野上貴夫。「キャディがサングラスをしていた。それをかけると逆光のときはっきり見える。だいたいボク、乱視だったんだ」と野上は言う。サングラスのおかげで普段は迷いながら打っていた18番など傾斜がはっきり見えたとか。 「今週はやるよ。ここまでくればシード狙います!」と宣言した。 「前半はぜん...
1998/10/01国内男子

雨の初日、尾崎直道らが1アンダー首位!

タフでなる茨城県・大洗GCを舞台にいよいよ日本オープンが始まった。初日はあいにくの雨でコースは想像を絶する難しさ。アンダーでホールアウトできたのは尾崎直道、井戸木鴻樹の2人だけだった。 またイーブンでプレーしたのはジャンボ尾崎、C.パリーなど7人。さすがに本命選手はしっかりスコアを作ってくる。 尾崎直道は5バーディ、4ボギーというラウンド。「固いゴルフができた。ひどい雨で1ホール1ホール神経をつかったから、2ラウンドやったような感じだ」 雨がたまるとグリーンにローラーをかける。しかしこのローラーが曲者で「かけてる間につい考え込んでしまう。だから難しい。それにローラーをかけた後ではグリーンが変化...
1998/09/10国内男子

初日は藤木三郎が首位。ジャンボは1アンダー発進!

恒例の習志野CCから舞台がかわり、今年は総武CC総武コースでの開催。はるか昔には太平洋マスターズも開催されたし、数々のトーナメントの舞台となったコース。しかし最近は機会が少なく、コースをよく知らない若手選手も多い。オーソドックスなタイプの設計だが、7161ヤードをパー71の設定で使用と距離もあり、ラフもかなり深い。 初日67をマークしたのは早いスタートだった藤木三郎。ボギーなしの4バーディ。「眠かった。このコースはアウトが難しいが、特に難しい出だしの1番をパーで切り抜けたのが大きかった」 飛ばせばいいというコースではないという。「ラフから打つとフライヤーがかかる。小さいグリーンに止めるのは難し...
1999/05/13国内男子

田中秀道3アンダー首位。1差に直道、藤田

この試合から「全英日本予選シリーズ」がスタートする。ミズノオープンまでの計6戦の戦績上位4人とミズノオープン勝者に全英オープン出場資格が与えられるというもの。若手の目の色が違ってきている。 さて初日。体調不良を伝えられていた田中秀道がいきなり飛び出した。ボギーも2つ叩きながら、しかしバーディホールが5。このコースで3アンダーは立派なものだ。2アンダーの2位グループには藤田寛之、伊沢利光、尾崎直道(またもや!)などが並んでいる。尾崎健夫はイーブン。意外なことにジャンボ尾崎は5ボギー、1バーディの+4と出遅れ。 開口一番「大変でした・・」と首位・田中さえも言う。「出だしの10番ロングのピンを見たと...
1999/04/01国内男子

堺谷和将、絶好調!

今年は暖かい日に開催することができた、デサントクラシック。初日にリードを取ったのは堺谷和将、66をマークして単独1位に躍り出た。1打差に鈴木亨、井田安則、吉村金八、続く5位には田中秀道、日下部光隆ら6人の団子レースとなった。 今日の堺谷はインからのスタート、出だしは好調でもなかった。「ぼくはよくハプニングがあるんですよ」本人が言う通り、13番ホールでは残り50センチのパーパットでバックスウィング時にボールが動いたのをそのまま打ってしまった。1ペナルティがつきダブルボギー。 しかし後半波にのり1イーグル、7バーディを決めトータル6アンダーとした。今日は学生時代の級友がキャディをつとめた。今年29...
2001/04/19国内男子

2年連続優勝を狙う片山晋呉がトップ。

キリンオープン初日、ディフェンディングチャンピオンで昨年賞金王の片山晋呉が7アンダーで首位に立った。同じく7アンダーには、1995年にこの大会で優勝し、昨年も2位タイに入ったP.シニア(豪州)が並んでいる。 「昨日、病院に行って点滴を打ってもらった。今日も今からすぐ点滴を打ってもらいます。今日はこの状態だから良かったんじゃないですかね。(グリーンの)真中に打って2パットだったらいいやと思ってプレーしていました。シンプルなゴルフを目指してプレーした。それが入ってくれたということ」 片山は10番スタートで5番ホールまでで4アンダー。その後上がりの3ホールで連続バーディを奪い7アンダーまでスコアを伸...
1999/07/08国内男子

5アンダー北島・松永が首位タイ

快晴の中で行われたヨネックスオープン初日。トップは北島泰介・松永一成が5アンダーで並んだ。2打差で後を追うのは今野康晴・手島多一・伊沢利光ら6人。 アウトからのスタートした北島泰介は、1番ホールからいきなり3連続バーディを沈め、好調な滑りだし。後半初めの10番ホールはボギーとしたものの3つのバーディを取り、トータル6バーディ、1ボギーで5アンダーとした。 今日は話題の今田竜二・尾崎智春の二人と回った。「どんなゴルフをするのかとギャラリーしてました。今田君はスゴイですね。こんなによく振れる人久しぶりに見ました」 しかし、自分自身「ショットがよくないので不安」と人を気にしている場合でもないようだ。...
1999/06/24国内男子

渡辺司が暫定首位

荒天による約30分の中断があり、進行が遅れた。結局全員のホールアウトはできず10組がコースに残って日没サスペンデット。金曜早朝から残りを消化する。 暫定ながら渡辺司が7アンダーで首位にたっている。6アンダーにE.エレラ。佐藤信人は4アンダー。谷口徹、藤田寛之、小達敏昭とイキのいいところが3アンダーの好位置につけている。全米オープン帰りの横尾 要も3アンダー4位グループ。 第1ラウンド順位確定。藤木三郎が3位に食い込む。(6/25) 初日の残り分を今朝6時50分からスタートした。7アンダー渡辺 司が依然トップだが4アンダーでホールアウトした藤木三郎が3位に。69とした川原 希は横尾 要らの並ぶ5...
1999/06/17国内男子

林根基が7アンダー。磯貝洋光は82

スーパーマリオよみうりオープン初日は外国人勢にリードを取られた。トップは7アンダー台湾出身の林根基。2位にはオーストラリアのスチュワート・ジン。追いかけるのはトップと2打差の奥田靖己。 「今日は全部良かった」とは、7バーディ、ボギーなしとした林根基。「インは風が強くて難しかった」というもののインからのスタートで前半だけで11番から連続バーディ、16番からの3連続バーディを沈めた。今日は7つ稼いだが、他にも3つほど、バーディチャンスがあったという。 この競技、米国ツアーに参戦していた若手たちが久しぶりに日本に戻り参戦している。今季すでに2勝挙げている尾崎直道は、2アンダー12位とした。田中秀道・...
1999/06/03国内男子

堺谷和将、単独首位。細川は6位発進

表蔵王国際CCで行われたJCBクラシック仙台。初日首位に立ったのは、7アンダー堺谷和将。1打差に藤田寛之。その後に渡辺司・溝口英二・河村雅之が並ぶ。 8バーディ、1ボギーとして、初日をリードした堺谷和将。「アイアンが良くて、方向・距離感はバッチリ。・・・まあ、初日だけなんですけどね」とは、先日の2試合のこと。デサントの初日はトップ、KSBでは5アンダーの4位につけたが最終日は30~40位あたりまで落ちてしまった。このコースは練習ラウンドの他に、プロテストでも回っている。隅々まで知ってはいても「爆発的なスコアは出したことがない」 堺谷は先週の三菱自動車を直前になって欠場した。フジサンケイの頃から...
1998/08/06国内男子

首位は湯原信光、8アンダー!

昨年はクラブハウス前のプールに優勝者・桑原将一が飛びこんだ。今年もきっと勝者が飛び込んでくれるだろう。最終日、いさぎよく飛び込むのは誰だろうか? しかし初日のトップに立ったのは果敢なダイビングの似合う若者ではなく、いまや40歳、立派な中年(?)の湯原信光。ボギーなし、6バーディ、1イーグルの64。ただしイーグルはロングホールではなく397ヤードのパー4だった。 「10番のイーグルは右ちょっとラフから9番で打ちました。拍手を聞いたんで、いい感じなんだなとは思ったんですが・・」 グリーン上にボールが見えないのでオーバーしたかと思ってしまった。カップの中にボールを発見して、初めてそうと知った。 休養...
1998/07/30国内男子

初日は雷雨のためサスペンデット

雨に見舞われた初日、試合は雷のため一時中断し、18時40分、日没のためサスペンデットとなった。残りの組数は計8組。ホールアウトできていない主な選手は江本光が4アンダー(14番終了)、牧野秀一(17番終了)、松永一成(7番終了)など。 ホールアウトしたなかではR.ギブソンがボギーなしの6アンダー。「暑くもなく風もなく、グリーンもソフトだったので良いラウンドができた」というギブソン。66は今季のベストスコアだという。 斎藤毅は3番ショートでホールインワン。9番ロングではイーグル。ボギーが2ホールあったものの66でホールアウトした。「でき過ぎです。レギュラーツアー初出場なので思いきり楽しんでプレーで...
1997/03/27国内男子

まず桑原克典が飛び出した

「バーディチャンスはものにできたと思う」という桑原克典がまず初日リーダーの座を奪った。アウトは3番、9番、インにはいってからも12,13,14,17番とほりうこんで32。「ここのグリーンは距離が合うので、ラインを間違わなければ入る」とはまった感じ。 これまでは国内志向だったが「今年は全英オープンに出たいという目標があるんです」と夢を語った。...