2023/05/09ツアーギアトレンド
アダム・スコットがパッティングで素振りをしない理由
◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 最終日(7日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7538yd(パー71)
PGAツアーでは実に10カ月ぶりの優勝争いとなったアダム・スコット(オーストラリア)。最終的には5位タイに終わったが、4日間を通してスコットのパットは冴えわたっていた。初日を終えた時点でストロークゲインドパッティング(パットのスコア貢献度)はフィールドの4位で、最終的に9位。1ラウンドあたりの平均パット数「26.75」はフィールドの1位だった。
スコットといえば指折りのショットメーカーで、長らくパットに問題を抱えてきた。長尺パターで2013年「マスターズ」に勝ったのち、アン...