松山英樹が19年初戦へ アマチュア・金谷拓実は米ツアーデビュー
2017年 チューリッヒクラシック
期間:04/27〜04/30 場所:TPCルイジアナ(ルイジアナ州)
月曜プレーオフは4ホールで決着 ブリクスト&スミスが優勝
◇米国男子◇チューリッヒクラシック 最終日(1日)◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425yd(パー72)
日没順延のため、1日(月)に持ち越されたヨナス・ブリクスト(スウェーデン)とキャメロン・スミス(オーストラリア)のペアと、ケビン・キスナーとスコット・ブラウンのコンビによるプレーオフが行われた。ブリクスト&スミス組が4ホール目をバーディとしキスナー&ブラウン組を振り切り、優勝した。
プレーオフは、フォアボール(各選手が自分のボールを打ち、各ホールで良い方のスコアを採用)で争われた。両チームは3ホール目まで互いにパーを譲らなかったが、4ホール目でスミスがバーディを奪い、勝負が決着した。
米ツアー2勝ながら世界ランク256位の33歳・ブリクストと、23歳でランク114位のスミス。2人には2年間のシードに加え、「ザ・プレーヤーズ選手権」や「全米プロゴルフ選手権」の出場権が与えられる。
前日の第4ラウンドをともに最終組で回った2組は、最終18番でキスナー&ブラウン組がイーグルを奪って逆転した後、ブリクストとスミスのペアがバーディを奪い返して並ぶという劇的な展開で、プレーオフに突入した。
◇米国男子◇チューリッヒクラシック 4日目(30日)◇TPCルイジアナ(ルイジアナ州)◇7425yd(パー72)
雷雲接近で6時間以上の中断を挟んだ最終ラウンドは、通算27アンダーで並んだヨナス・ブリクスト(スウェーデン)とキャメロン・スミス(オーストラリア)組とケビン・キスナーとスコット・ブラウン組のプレーオフを残して日没サスペンデットになった。
フォアボール形式(各選手が自分のボールを打ち、各ホールで良い方のスコアを採用する)で争われた最終日。首位から出たブリクスト、スミス組は「64」で回ったが、2位から出たキスナー、ブラウン組が「60」をたたき出して4打差を追いついた。
最終18番(パー5)でドラマが生まれた。1打差に迫ったキスナー、ブラウン組は、キスナーが残り34ydからチップインイーグルを奪って土壇場で逆転。だが、直後にスミスが残り57ydの左ラフからの3打目を40cmに寄せてバーディを奪い返した。興奮冷めやらぬまま正規のラウンドを終えると順延が決まった。
「61」を出したケリー・クラフトとケビン・ツエー組が通算23アンダーで3位。ジョーダン・スピースとライアン・パーマーのペアは通算22アンダーで4位だった。
松山英樹と谷原秀人のペアは7バーディ、ボギーなし「65」でプレーして通算13アンダー32位で終えた。
プレーオフはあす朝8時からフォアボール形式で行われる。