パトリック・リードは欧州でもトップを目指す
2017年 AT&Tペブルビーチプロアマ
期間:02/09〜02/12 場所:モンテレイペニンシュラCC
2日連続で翌日順延 スピースが暫定首位に浮上
◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 2日目(10日)◇ぺブルビーチGL(6816yd、パー72)、スパイグラスヒルGC(6953yd、パー72)、モントレーペニンシュラCC(6958yd、パー71=すべてカリフォルニア州)
悪天候で持ち越されていた第1ラウンドの残りから再開されたが、第2ラウンドが行われていた午後4時21分に濃霧により2日連続の翌日順延となった。3日目の午前7時30分に再開される。
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全選手が3コースを回る3日間の予選で、ジョーダン・スピースがモントレーペニンシュラCCで「68」、スパイグラスヒルGCで「65」をマーク。通算10アンダーとして、1ホールを積み残したデレク・ファサワーとともに暫定首位に浮上した。
2017年に入り、世界ランキングで松山英樹に抜かれて6位に後退したスピースだが、出場した3試合は3位、3位、9位と上々の成績が並ぶ。この日は「昨日よりもずっとパットの調子が良かった。ずっと取り組んできたことが、成果として出てきている」とグリーン上で好感触を得た様子で、好スコアを喜んだ。
メインスポンサーのAT&Tと契約する大会の主役は、土曜日にメインコースのペブルビーチGLを回る。「恵まれたローテーションだ。応援も笑顔もいっぱいあって、特にバックナインは本当に楽しめる。あしたは天気が良くなったとしても、コース全体がソフトだと思う。風がなければペブルはスコアを伸ばせるコース。勢いを継続したい」と今季初勝利への意欲を見せた。
1打差の9アンダー暫定3位にスパイグラスヒルGCで12ホールを終えた、世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)。通算7アンダー4位タイに、いずれも第2ラウンドプレー中のパトリック・リード、ノ・スンヨル(韓国)が続いている。
岩田寛はペブルビーチGLで12ホールを完了し、3バーディ、2ボギーとひとつスコアを伸ばしてサスペンデッドに。通算1アンダーで暫定42位タイとしている。