プレーオフ第2戦を制したH.ステンソン。ポイントランキングでもトップに躍り出た（Jared Wickerham/Getty Images）

◇米国男子◇ドイツバンク選手権 最終日◇TPCボストン（マサチューセッツ州）◇7,214ヤード（パー71）

2位からスタートしたヘンリック・ステンソン（スウェーデン）が6バーディ、1ボギーの「66」をマークして通算22アンダー。2打差を逆転し、4シーズンぶりとなる米ツアー通算3勝目を手にした。年間王者を争うフェデックスカップランキングで13位からトップに浮上。欧州勢としては初となる年間王者に前進し、プレーオフ残り2戦に臨む。

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通算20アンダーの単独2位にスティーブ・ストリッカー。通算18アンダーの単独3位にグラハム・デリュー（カナダ）。さらに1打差の4位タイに、ジョーダン・スピース、マット・クーチャー、ケビン・スタドラー、最終日を首位から出たセルヒオ・ガルシア（スペイン）の4名が続いた。

18位タイスタートのタイガー・ウッズは「73」と2つ落とし、通算4アンダーの65位。年間王者争いでもトップから陥落し、ステンソンに14ポイント差の2位に後退した。前週のプレーオフ初戦「ザ・バークレイズ」を制したアダム・スコット（オーストラリア）も53位タイに沈み、同ランク2位から3位に順位を下げた。

今週を終えて、同ランク上位70位までが2週間後のプレーオフ第3戦「BMW選手権」に進出。イングランドのイアン・ポールター（同52位）、南アフリカのアーニー・エルス（同70位）らが圏外から滑り込んだ一方、ライアン・パーマー、カイル・スタンリー、フレディ・ヤコブソン（スウェーデン）らが圏外へと押し出され、今年のシーズンを終えた。