「ミケロブ選手権」優勝インタビュー
2002年 ミケロブ選手権
期間:10/03〜10/06 場所:キングスミルGC(バージニア州)
B.メイフェアが8つ伸ばして首位に浮上。田中秀道は1打差3位!
米国男子ツアー「ミケロブ選手権」は、初日に田中秀道が8アンダーをマークして、デビッド・デュバルと共に首位に立っていた。しかし2日目には、スコアを1つしか伸ばせ無かった。それでも、首位と1打差で単独3位の好位置につけている。
田中にとって鬼門となるのが10番パー4だ。初日に唯一のボギーを叩き、2日目もボギー。スタートからつまずいてしまい、前半は2バーディ、2ボギーのイーブンだった。後半に入り、5番パー3で再びボギーを叩いたが、初日もバーディを奪った7、9番ホールでスコアを伸ばしてきた。
ボギーでスタートしてしまった田中だが、最後の9番でバーディを奪えたことは、明日のゴルフに大きな影響を与えるだろう。
そして、田中と並んで首位のデュバルだが、こちらは田中よりも辛い2連続ボギーでスタートした。その後15、16番で連続バーディを奪い、8アンダーに戻した。後半のフロント9では、バーディとボギーを繰り返すチグハグなゴルフになってしまった。バーディを6つ奪いながらも、スコアは2つしか伸ばせず9アンダー止まり。それでも首位はキープした。
この日最もスコアを伸ばしたのは、1アンダー46位からスタートしたビリー・メイフェアだった。前後半4つずつスコアを伸ばして、デュバルと同じ9アンダー首位に浮上した。今シーズンのメイフェアは、2度5位に入るなど春先は調子が良かった。しかし、7月以降は予選落ちが目立つ。
3位の田中と1打差には、6人が並んだ。その中には、日本ツアーでもお馴染みのブラント・ジョーブや、若手のチャールズ・ハウエルIIIが入っている。メイフェアと同じ46位からスタートしたハウエルは、3度の連続バーディでスコアを伸ばしてきた。いつ優勝してもおかしくないと言われているハウエルだが、いまの勢いで1勝しておかないと、優勝との巡り合わせが遠ざかってしまうかも知れない。