「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」初日/首位タイに立ったフィル・ミケルソンのコメント
2003年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ
期間:02/06〜02/09 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州)
2年ぶりのツアー優勝を狙うD.ラブIIIが、10アンダー単独首位!
米国男子ツアー第5戦「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」3日目。プロアマ戦の最終日を迎え、同時にプロにとっては予選最終ラウンドとなった。2年ぶりのツアー優勝をペブルビーチで狙うデービス・ラブIIIが、5ストローク伸ばし通算10アンダーで単独首位に立った。
初日にポピーヒルズをイーブンパーでラウンドしたラブは、2日目に得意のペブルビーチで5アンダーをマークした。そして、3日目はスパイグラスヒルをラウンドし再び5アンダー。最終日は2年前62のコースレコードタイ記録でラウンドしたペブルビーチをラウンドする。完全復活を果たすことができるか注目だ。
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2打差の2位には、初日首位に立っていたカナダのマイク・ウィア。2日目にスコアを2つ落としたウィアだが、明日最終日にラウンドするペブルビーチでスコアを伸ばした。2番パー5でイーグルを奪うと、6番パー5でもイーグルを奪いリーダーボードの一番上に名前を掲げた。しかし、後半は2つのボギーで2位に後退。2週連続優勝に向け最終日の巻き返しが期待される。
また、同じく8アンダー2位にはベテランのトム・レーマンとR.パンプリングもつけている。ペブルビーチは、決してやさしいコースではないが、風を読みきりアグレッシブに攻めることができれば爆発的なスコアも夢ではない。前半で勢いに乗った選手が抜け出してきそうだ。
3日間に及ぶ予選ラウンドの結果、2オーバーまでの65名が決勝ラウンドに進出する。日本勢は、貞方章男がこの日だけで10オーバーとスコアを崩し、通算14オーバー。久保谷健一も6つ落として18オーバー。さらに、前日3ストローク伸ばした横尾要は、ダブルボギーが4つも飛び出し12オーバーの84を叩いてしまった。残念ながら3人とも予選落ち、来週以降に期待しよう。