藤田58位、石川91位にランクダウン/男子世界ランキング
2003年 フェニックスオープン
期間:01/23〜01/26 場所:TPC of スコッツデール(アリゾナ州)
中盤の選手がスコアをグッと伸ばし優勝争いは大混戦に!!
米国男子ツアーの開幕第3戦「フェニックスオープン」は、決勝の1ラウンド目を迎えた。先週までの2試合は、常夏のハワイで開催されていたが、今週から米国本土アリゾナ州に会場を移している。
開幕から2週連続優勝を飾ったアーニー・エルスは、欧州ツアー参加のため欠場。そして、世界ナンバーワンのタイガー・ウッズも左ヒザ手術のリハビリ中で不参加。本命不在といわれていたが、優勝争いは予想通りの混戦となってきた。
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13アンダー首位タイからスタートしたハリソン・フレーザーが、スコアを3つ伸ばし17アンダーで単独首位に立った。しかし、1打差の2位には、同じく首位からスタートしたティム・ペトロビックと5ストローク伸ばしてきたジョン・ヒューストンが並んでいる。 さらに1打差の15アンダーには、9バーディ、1ボギーのカーク・トリプレットと、レティーフ・グーセン、ビジェイ・シン。14アンダーには、デビッド・トムズなど4人が並び首位から3打差までに10人が固まっている。
先週のソニー・オープンでは、日本から10名が大挙して出場していたが、今週は田中秀道が唯一出場している。初日1アンダーと静かなスタートを切った田中だが、2日目に5アンダーで31位に浮上すると、この日も6ストローク伸ばし15位。首位とは5ストローク差まで縮めた。今大会は3日間ともベストスコアは62、9アンダーが飛び出している。明日最終日に田中が9アンダーを叩き出す可能性もある。
また、今週が自身の開幕戦となる世界ナンバー3のフィル・ミケルソンは、10アンダー31位とまだエンジンはかかっていない。しかし、爆発力のあるミケルソンだけに、最終日の追い込みが期待される。