プロ転向後、僅か2試合目のファウラーが首位タイに浮上(Christian Petersen/Getty Images)

アリゾナ州にあるグレイホークGCで開催中の米国男子ツアー第41戦「フライズ・ドットコム・オープン」2日目、前日4位タイのグレッグ・オーウェン（イングランド）とリッキー・ファウラーがトータル11アンダーで、そろって首位に立っている。多くの選手が来季のシード権獲得を目指して戦う「フォールシリーズ」第3戦、予選突破に向けて熱い戦いが繰り広げられた。

オーウェンはスタートから3連続バーディで波に乗ると、その後2つのボギーが出るものの、最終的には1イーグル6バーディ2ボギーのトータル「64」でホールアウト。一方のファウラーも1イーグル4バーディの「64」というゴルフを展開。プロ2試合目の伏兵が一気に奪首に成功した。

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1打差の10アンダー、単独2位には、実力者ジャスティン・レナードが前日の8位タイから浮上。9アンダー4位タイには初日首位のニック・オハーン（オーストラリア）、ライアン・ムーアが続いている。注目はランキング125位とシード当確ライン上にいるクリス・ストラウド。前日の23位タイから7バーディ2ボギーという内容で6位タイに。この「フォールシリーズ」でどれだけ賞金を上乗せできるかが鍵なだけに、上位で予選突破した意味は大きい。その他6位タイグループにはティム・クラーク（南アフリカ）ら4人、11位タイグループにはマイク・ウィア他10人が続いている。

初日、今ひとつ調子の上がらなかった今田竜二は、2バーディ1ボギー1ダブルボギーの1オーバー「73」とふるわず残念ながら予選落ち。次週以降に賞金の上積みを期待したいところだ。