36ホールに渡る最終日で逆転勝利を飾ったS.ストリッカー（Michael Cohen /Getty Images）

イリノイ州にあるTPCディアランで開催されている、米国男子ツアー第27戦「ジョンディアクラシック」の最終日。通算20アンダーでスティーブ・ストリッカーが今季2勝目を手にしている。

2日目が降雨により中止になったことで、決勝36ラウンドが実施された最終日。第3ラウンド終了時点で、首位に1打差の4位タイにつけていたストリッカーは、前日の勢いをこの日まで持ち込み、連続バーディで最終ラウンドをスタート。6番ホールでイーグルを決めて前半を終えると、後半もボギーを叩くことなく着実に3つスコアを伸ばし、通算20アンダー。最後まで集中力を切らさなかったストリッカーが、2位に3打差をつけて勝利を手にしている。

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ストリッカーに続いたのは、終盤に3連続バーディをマークしたザック・ジョンソン、最終ラウンドをノーボギーと安定したゴルフを披露したブラント・スネデカーに、ブレット・クイグリーを加えた3人。4位タイからスタートしたクイグリーは、12番から3連続バーディを決めるなど、終盤までストリッカーに食らいついていたが、残り4ホールで息切れして2ボギーを叩き、通算17アンダー。優勝を逃している。

最終ラウンドを首位タイで迎えたダロン・スタイルスは、中盤以降スコアを伸ばせず通算14アンダー。スコット・バープランクらと共に、9位タイで大会を終えている。大会連覇を狙ったケニー・ペリーは、この日プレーした36ホールで2つスコアを落とし、通算4アンダー。59位タイでフィニッシュしている。