PGAツアー「ビュイック選手権」注目選手:J.ゴア
2004年 ビュイック選手権
期間:08/26〜08/29 場所:TPC at リバーハイランズ(コネチカット州)
田中はスコアを伸ばせず無念の13位 W.オースティンが逆転V
コネチカット州クロムウェルにあるTPC at リバーハイランズで行われている、米国男子ツアー第34戦「ビュイック選手権」の最終日。日本の田中秀道が3日目を終えた時点で通算6アンダーの6位タイに浮上。念願の米ツアー初優勝となるかに注目が集まった。
田中は3番でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ったかに思われたが、4、6番でボギーを叩き前半を1オーバーで折り返す。後半は14番でイーブンパーに戻すも反撃もここまで。スタート時と変わらず通算6アンダーの13位タイで大会を終えた。
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一方、2日目から首位に立っていたベテランのフレッド・ファンクが、10番まででスコアを2つスコアを伸ばしていたが、12番から14番まで3連続ボギー、さらに16番でもボギーを叩いてしまい一気に7アンダーまで後退。17、18番で連続バーディを奪い維持を見せるも通算9アンダーの3位タイでフィニッシュしている。
優勝争いを演じたのは、6アンダー6位タイスタートのウッディー・オースティンとティム・ヘロンの2人。ともにバックナインでスコアを伸ばし、オースティンの2打リード迎えた最終18番、オースティンはボギー、ヘロンは快心のバーディを奪った。これにより通算10アンダーで並び勝負はプレーオフへ持ち越された。
プレーオフ1ホール目の18番パー4、オースティンが2打目をピンそば2メートルにつけるスーパーショットを見せる。対するヘロンはパーオンに失敗しこのホールをパー。オースティンはバーディパットをねじ込み、長い戦いにピリオドが打たれた。
そのほか日本の宮瀬博文は、この日2バーディ2ボギーでまとめて、通算3オーバーの67位タイでフィニッシュしている。