カリフォルニア州ラホーヤにあるトーレパインズGCノースとサウスの2コースで行われている、米国男子ツアー第6戦「ビュイックインビテーショナル」の2日目。日本人選手がアメリカの地で大旋風を起こしている。

2アンダーからノースコースをスタートした深堀圭一郎は、後半でスコアを一気に伸ばし通算7アンダー、42位タイから5位タイへ急上昇。首位と4打差の位置につけ、明日からの決勝ラウンドに挑む。深堀に続いて、通算5アンダーの21位タイに丸山茂樹、3アンダーの46位タイには田中秀道が無事予選を突破。残念ながら宮瀬博文は、3オーバー112位タイで予選落ちとなった。

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大会連覇を狙うタイガー・ウッズは、ノースコースでのラウンド。出だし1番、2番で連続バーディを奪い幸先の良いスタートを切るが、4番、6番、7番でボギーを叩き貯金を使い果たしてしまう。初日に引き続きフェアウェイキープ率が悪い中、スコアをまとめて通算5アンダーの21位タイにつけている。

一方、首位に踊り出たのはスチュアート・シンクだ。ノースラウンドをスタートしたシンクは、バーディを量産。この日9つのバーディを奪って通算11アンダーまで伸ばしている。また、2位タイにはサウスコースをラウンドした2人、スティーブ・フレッシュとジョン・デーリーだ。ともにノーボギーと安定したラウンドを披露し通算9アンダーでホールアウトした。

そのほか12試合連続トップ10入りフィニッシュを継続中のビジェイ・シンは、サウスコースからのスタート。ボギーが先行する苦しいゴルフとなり、この日は1オーバーでフィニッシュ。通算イーブンパーの83位タイと予選通過に1打足りず姿を消した。