「ボブホープクライスラー」/優勝者にインタビュー
2004年 ボブホープ・クライスラークラシック
期間:01/21〜01/25 場所:PGAウェスト(パーマープライベート他)(カリフォルニア州)
プレーオフの末、ミケルソンが復活優勝
カリフォルニア州ラキンタにある4つのコースで行われている、米国男子ツアーの第3戦「ボブホープ・クライスラークラシック」の最終日。コースはメイン会場である、PGAウェストのパーマーコースで行われた。
トップでスタートしたフィル・ミケルソンは、序盤からバーディを積み重ね、一時は31アンダーまで伸ばして、独走態勢に。しかし、9番、10番で連続ボギーを叩くと、14番では返しのパーパットをはずしてしまい、徐々にリズムが狂い始める。
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そんな中、初日PGAウェストのパーマーコースをラウンドし、スコア“63”をマークしたスキップ・ケンドールが猛チャージ。トップと3打差でスタートしたケンドールは、2番で幸先の良いイーグルを奪いスコアを伸ばした。15番のバーディでミケルソンに並ぶと、16番で見事なセカンドショットを見せ、楽々バーディ。通算30アンダーとし、ミケルソンを抜いて単独トップに踊り出た。
しかし、ケンドールは17番でボギーを叩き、再びミケルソンと並走。18番でお互いにバーディを奪い、通算30アンダーとし、勝負の行方はプレーオフへ。
プレーオフ1ホール目の18番パー5、お互いに2オンを狙うがグリーンをとらえることができず、アプローチ勝負に。これをミケルソンがきっちりと寄せ、2大会ぶりの優勝。昨年のマイク・ウィアと合わせて、PGAツアー初となる同一大会で3年連続レフティの選手が優勝した。
ミケルソンにとっては、開幕戦となる大会で1年半ぶりの復活優勝。今年、念願のメジャー制覇へ向けて弾みをつける勝利であった。
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