昨年より難しくなったプランテーションコース
2004年 メルセデス選手権
期間:01/08〜01/11 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
丸山が7位タイの好発進!タイガーは17位タイと出遅れた
ハワイ州マウイ島にあるザ・プランテーションコースatカパルアで行われている、米国男子ツアー開幕戦「メルセデス選手権」の初日。快晴に恵まれ、最高の幕開けとなった。今大会は、前年度の優勝者のみ30名が出場。
限られた出場枠の中で、3年連続3回目の出場となった丸山茂樹が初日から好スタートを切った。前半で順調にバーディを重ね、3アンダーにすると、さらに後半で1つスコアを伸ばし、通算4アンダーでホールアウト。首位とは3打差の7位タイと好位置につけた。
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休養明けで調整が難しかったのか、はたまた後半から強くなった風のせいなのか、世界ナンバー1プレーヤーであるタイガー・ウッズが苦戦。5番でダブルボギーを叩けば、逆に最終18番ホールでイーグルを奪うなど、出入りの激しい展開であった。それでも初日を通算2アンダーでまとめ、首位とは5打差の17位タイとした。試合後のインタビューで「シーズン初めということもあり、いつものゴルフが出来なかった」と語った。
一方、初日単独トップに立ったのは、スチュアート・アップルビーだ。出だしにボギーを叩いたが、その後はバーディラッシュ。後半の9ホールで6バーディを奪うなど、通算7アンダーでホールアウト。1打差の2位には、今季から米国ツアーに本格参戦するダレン・クラークが追走している。
ディフェンディングチャンピオンのアーニー・エルスは、1番でダブルボギー、2番でボギーと出だしで3オーバーとなり、出鼻をくじかれた。しかし、その後はバーディを随所に奪い、イーブンパーまでスコアを戻した。
また、昨年の米国ツアーで初の賞金王になったビジェイ・シンは、ボギーの無い安定したゴルフを披露した。通算5アンダーの3位タイで首位を窺う。