ハリントン コメント/「エルスの大逆転が良い刺激になった」
2005年 ザ・ホンダクラシック
期間:03/10〜03/13 場所:CC at ミラゾル(フロリダ州)
ビジェイ痛恨のミス!ハリントンが大混戦を制し米ツアー初V
フロリダ州マイアミにあるCC at ミラゾルで行われている、米国男子ツアー第10戦「ザ・ホンダクラシック」の最終日。後続に控えていた強豪勢がようやくチャージをかけ、上位は稀に見る大混戦となった。
この日驚異的なスコアを出して優勝争いに加わったのは5アンダー21位タイからスタートのパドレイグ・ハリントン(アイルランド)。前半から積極的に攻めたハリントンは8番から13番まで6連続バーディを奪うなど、一気に首位の座へ踊り出た。その後は1つスコアを落として通算14アンダーで先にホールアウトした。
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ハリントンの優勝に待ったをかけたのは、ビジェイ・シン。首位と6打差の11位タイからスタートしたシンは、最終日に猛チャージをかけ、この日を1イーグル8バーディ1ボギーのスコア「64」でラウンド。通算14アンダーでハリントンと並んび後続組を待つことに。
この後、10アンダー5位スタートのジョー・オギルビーが、最終日に4つスコアを伸ばして通算14アンダー。最終組のジェフ・オギルビー、ブレット・ウェッタリッチはスコアを伸ばせず、3人によるプレーオフに突入した。
プレーオフは18番パー4を繰り返して行われた。1ホール目でジョー・オギルビーがボギーをたたき脱落。続く2ホール目、パーオンに失敗した2人は、互いにナイスアプローチを見せるも、ビジェイが短いパーパットを外してしまい、ハリントンに軍配が上がった。この結果ハリントンが、7打差からの大逆転劇で念願の米ツアー初勝利を飾った。
そのほか、昨年の覇者トッド・ハミルトンは通算5アンダーの38位タイでホールアウト。日本の田中秀道は、最終日を1オーバーで周り、通算3アンダーの46位タイで4日間の競技を終えた。