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【WORLD】シーズン終盤に加熱するパター人気には、数多くのワケがある

Golf World(2011年10月24日号) GW bunker text by E.Micheal Johnson

キーガン・ブラッドリーがベリーパター(中尺パター)を使ってPGAチャンピオンシップに優勝したのは、常軌を逸したことではない。今やツアー内でベリーパター使用者はそれ以降3倍となり、小売業者と消費者の需要に応えるため、メーカーはてんてこ舞いだ。

2002年、ボブ・トスキーはゴルフダイジェスト誌にこう話したことがある。「どこかにロングパターの類を使って練習する10歳の男の子がいるとしよう。この子が大人になった時、誰も見たことがないほどのパットの達人になるはずだ」。もちろん、もし見つけることができたら、という話だったのだが。

ベリーパターのブームは続いている。人気が上向くとか、トレンドになっている、ということではない。クロックスやシリーバンズと並び、絶対的な人気を誇る。8月に、キーガン・ブラッドリーがオデッセイのホワイトホットXGセイバートゥースのベリーパターを使って、PGAチャンピオンシップで優勝して以来、ゴルファーたちはベリーパター流行に乗り遅れまいとショップへ殺到。メーカーはもちろんショップも、需要に追いつくのに精一杯だ。

先日、テイラーメイドは第4四半期の見通しとして、消費者ひいては小売業者の需要に応えるため、ロングパターとベリーパターを3倍増で生産したと発表した。最近数ヶ月、この種のパターを取り巻く環境を考えてみれば、3倍増生産も驚くことではない。PGAツアーでロングパターやベリーパターが成功した(使用数が増えた)おかげで、購入ブームは真っ只中にある。

「こういったパターはすぐに生産できるわけじゃないんですよ」。そう語るのは、テイラーメイドでパターとウェッジのグローバル・プロダクト・カテゴリー・マネジャーを務めるマイケル・フォックス氏だ。そうは言うものの、ロング&ベリーパターの売り上げは、昨年の5倍にもなっている。クリーブランドやオデッセイといった他のメーカーも、大規模な小売業者から一度に数本ではなく1000本単位でこういったパターの注文を受けるため、製造量は急激に伸びているのだ。

「うちのストアでは、一番ホットな話題ですよ」。マサチューセッツ州サウス・イーストンにあるジョー&リーズ・ディスカウント・ゴルフ・プロショップの共同経営者リー・ベイダー氏は言う。「メーカーは供給が追いつかなかったみたいですけど、そんなこと知ったことじゃありませんよ」。

その通り。長い間、ベリーパターは、パターを腹部に固定せず後ろに引いてボールをパットするという、一見簡単そうに見える行為すらできない臆病者が使う、心の支えやごまかし道具、あるいは絶望の淵での最終手段だと思われてきた。だからこそ、ベリーパターの需要はほとんどなく、メーカー側も単なるおまけ、あるいは既存モデルの拡張ラインと考えていた節がある。今では、メーカーは小売業者に、12月にならないとベリーパターは入荷できないと言う…早くても、だ。

今年に入り、PGAツアーで何人ものプレーヤーがベリーパターに変え、数字はもちろん順位でも飛躍的な成功を遂げたことから、この大ブームがスタートした。PGAチャンピオンシップで優勝したブラッドリーに加え、今年のPGAツアーでは、マーティン・レアードブレンダン・スティールアダム・スコットウェブ・シンプソン、そしてマックグラッドリー・クラシックで勝利したベン・クレーンら、通常より長いパターを使うプレーヤーが優勝。今年開催されたあるイベントでは、ベリーパターを使用するプレーヤーは、およそ20人にも上ったという。昨シーズンは、6人いるかいないかだったのに。

成功と認知度が増したことで、プロゴルファーたちがこのパターを試す流れが生まれた。だが、人気が出てはじめて、入手困難ということ以外の問題も明らかになった。プレーヤーにはベリーパターの向き不向きがある。この種のパターは、ワンサイズで誰もが使えます、というタイプのものではない。熱意に駆られてベリーパターを買ってみたものの、どんなベリーパターを使っても、結局はカップにボールを沈められず、フラストレーションを募らせて、ゴミと一緒にパターをガレージに放り投げてしまう人もいるだろう。

だが、これは少し先の話。今のところ、この人気が長く続くであろう強いサインが見えると、ベイダー氏は言う。パターが下手で望みを失った人の最後の頼みではなく、パター技術を向上させるためのれっきとした道具として、こういったパターの需要はこれからも高まっていくはずだ。「もし今はそうじゃないとしても、カッコイイというカテゴリーの中に入りつつあるからね」

もし、見つけることができたら、の話だが。

米国ゴルフダイジェスト社提携
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