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ほろ苦い最後のトヨタジュニア出場 新垣比菜「情けないというか…」

3連覇を逃したことを意味する団体戦の2位フィニッシュ。日本女子チーム最年長の18歳・新垣比菜(沖縄・興南高3年)にとって、自身最後の出場となるジュニアゴルフの国別対抗戦「2016トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAL」の表彰式は、ほろ苦い思い出となりそうだ。

3人中2人のスコアが採用される団体戦でチームとして5打差を追った最終日、新垣は2バーディ2ボギー「72」でプレー。4日間で最も良いスコアだったが、チーム内3番目のスコアだった。「思うような結果を残すことができなくて悔しいです。まず、自分が貢献できていなかったのが悔しいです」。アベック優勝に沸くアメリカチームの歓声が聞こえる。昨年は自分も経験した歓喜の瞬間だ。

4日間のスコアは「73」「73」「74」「72」で、個人成績は通算4オーバーの13位。チームスコアに採用されたのは2日目と3日目で、いずれもオーバーパーのスコアだった。昨年の優勝経験者としてチームのピンチを支えたい思いはあったが、初日に「いま調子が悪くて…」とこぼすほどだった状態は、最後まで上げきることができなかった。

「日本チームとしては、優勝することができなくて悔しいです。連覇へのプレッシャーは少しありました。情けないというか、役立たずですね」。自分を責める言葉が次々にあふれ出た。

すでに国内のプロツアーで好成績も収めている注目株だが、今大会では世界各地でそれぞれに技を磨いてきた同年代の力を目の当たりにした。「連覇できなかったのは、アメリカが強かったということもあります。今日一緒に回った選手は、パッティングがすごくうまかった。アイアンもけっこうピンに向かっていく感じで」。世界基準で自分の現在位置を確認する数少ない機会で、「飛距離というよりは、セカンドショットとパッティングがすごいです。やはりゴルフはパッティングが大事」と感じた。

個人戦で2位に入った稲見萌寧(日本ウェルネス高2年)と同じく3位の佐渡山理莉(沖縄・名護高1年)とともに独特の緊張感や責任を共有しあい、「最後の団体戦、とても楽しかったです」と振り返ることができる4日間ではあった。リベンジは後輩2人に託す。

「あとの2人には、来年以降もこの大会でがんばってほしいと思います。ぜひ、今年の悔しさを晴らしてほしいです」。

2位で出る表彰式も、プロの世界ではほとんど存在しないジュニア大会・団体戦ならではの経験だ。勝利よりも大きな敗戦。そう信じて大会を記憶に刻み、新垣は次のステップへと歩を進める。

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