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欧州男子マジカル ケニアオープンの最新ゴルフニュースをお届け

「いま僕はココにいます」Vol.184 ケニア編

人は彼のことを“旅人ゴルファー”と呼ぶ。川村昌弘・30歳。2012年のプロデビューから活躍の場を海の向こうに求め、キャリアで足を運んだ国と地域の数は実に70に到達した。キャディバッグとバックパックで世界を飛び回る渡り鳥の経路を追っていこう。

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プロゴルファーの川村昌弘です。
いま僕はナイロビにいます。

今週のDPワールドツアー(欧州男子ツアー)はオープンウィークを挟んでアフリカシリーズが始まります。タイ・バンコクで1週のオフを過ごし、「マジカル ケニアオープン」にやってきました。

去年2位に入った大好きなムサイガGC。両サイドの木が高く、地面は硬くて、様々な種類のショットが求められます。力でねじ伏せるのではなく、どのルートを選んでいくかがより重要なポジショニングゲームこそ攻略のカギ。技と頭を使わなくてはなりません。

前回大会ではフェアウェイの転がりを利用するべく、1番アイアン(16度のロフトを18度に調整)をバッグに入れたことも話題になりました。今週は開幕前から欧州ツアーが昨年のショットをSNSでたくさん拡散してくれています。

1番アイアン、もちろんことしも持ってきました。ツアーで登場させるのは昨年10月、スコットランドでの「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」以来。僕はアイアン型UTの見た目が好きなのですが、うまく使いこなせません。自分が気持ちよく打ったはずのボールが右に流れる傾向があったところ、このクラシッククラブを試合で使ってみたら大正解。ネットオークションで1本(!)9万8000円だったモデルを購入し、シャフトを差し替えています。

なかなか“大衆受け”しない僕の愛用クラブ…。今回はもう1本、紹介しましょう。実は今、すっかりエースパターになっているのが、スコッティキャメロンの「ブルズアイ」。ギアに詳しいゴルファーにはお宝モデルとしてお馴染みでしょう。

使い始めたのは数カ月前になります。昨年夏に米国のスコッティキャメロン・スタジオに出向いて、パターのフィッティングとオーダーをしたときのこと。ディスプレイに飾られていたこのモデルが気になりました。ブルズアイはバックフェースを使って両打ちができるのも特徴。当初は左打ちでバランスを整えたり、通常のピン型やマレット型、センターシャフトパターなどを易しく感じられたりする効果を狙って、練習用にもらってきました。

それが、なかなかどうして、プライベートゴルフから実戦で使ってみても好感触。最新のパターはパッティング自体を易しくし、再現性高くボールを転がすための機能が満載ですが、僕にとっては必ずしもそれが良いとは限りません。多くの選手が使う大型マレットに惹かれることもありつつ、例えば、ラインがたくさん入っていたり、形が工夫されていて、バックスイングを真っすぐ引きやすいようなモデルは、目から入る情報量が多くて、構えたときから気になってしまうんです。

このパターは見た目が薄く、「あ!おかしなところに上がった(バックスイングをした)」ということすら視覚的に気づきません。「ちょっと地面に引きずってしまった!」なんてこともない。もちろん最新のパターよりも芯が小さく、ミスの許容範囲は狭いのでしょうが、構えて、打つまでに、“何も気をつけなくてイイ”ところが気に入っています。

そもそも僕はパッティングでも、クラブの引き方やストロークの形をまったく気にしません。狙ったところに対して、正しくセットアップできれば、どんなにパターが揺れてインパクトを迎えようが、フェースとボールとの芯が合えば、狙ったところに転がっていくと思っています。

それにしても、1番アイアンとブルズアイ、これだけ見たら、いつの時代のゴルファーなんだと思われるだろうなあ。

旅人ゴルファー

Profile

川村昌弘
川村昌弘Masahiro Kawamura
1993年6月25日・三重県生まれ。5歳の時に父と一緒にゴルフを始め、小学生時代には全国大会の常連選手に。ジョーダン・スピースやジャスティン・トーマスらと出場したフランスでのジュニア大会をきっかけに将来の海外転戦を夢見る。高校卒業後にプロ転向し、2013年に20歳で出場した日本&アジアン共同主管大会「アジアパシフィックパナソニックオープン」でツアー初優勝を飾り、海外進出の足がかりを得た。
川村昌弘選手の略歴・戦績はプロフィールページで

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