2024/11/21クラブ試打 三者三様
ビジェイが頂上決戦を制し世界ランク1位の座を奪取!
2004/09/07
米国男子
全ては1999年8月に始まった。264週連続、5年以上も維持した世界№1の座。今週の「ドイツバンク US選手権」で、タイガー・ウッズが守り続けた偉大な記録がストップした。グレッグ・ノーマンの91週(1995年6月~1997年4月)連続が2位という事実を見ただけで、いかにタイガーの記録が際立つものかが分かる。
米国男子ツアーでの9年間のキャリアでタイガーは通算334週、7回に渡って世界№1の座に就いている。1997年6月、ツアー入り42週目にしてタイガーは最年少でトップに立った。トム・レーマン、デビッド・デュバル、アーニー・エルスに№1の座を奪われた時期はあったが、キャリアのほぼ2/3は王座に君臨してきた。
一方のビジェイ・シンは2002年6月の「全米オープン」後の時点では11.42ポイント離れた8位だった。2003年始めには7位に浮上、それでも9.85ポイントの差があった。しかし2004年始めには2位に接近し、その差は4.5ポイントまで縮まっていた。そして今季メジャー、「全米プロゴルフ選手権」優勝を含むツアー6勝でついにタイガーを引きずり降ろしたのだ。