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タイガー、No.1からの脱落/どれほど偉大な記録だったのか?

全ては1999年8月に始まった。264週連続、5年以上も維持した世界№1の座。今週の「ドイツバンク US選手権」で、タイガー・ウッズが守り続けた偉大な記録がストップした。グレッグ・ノーマンの91週(1995年6月~1997年4月)連続が2位という事実を見ただけで、いかにタイガーの記録が際立つものかが分かる。

米国男子ツアーでの9年間のキャリアでタイガーは通算334週、7回に渡って世界№1の座に就いている。1997年6月、ツアー入り42週目にしてタイガーは最年少でトップに立った。トム・レーマンデビッド・デュバルアーニー・エルスに№1の座を奪われた時期はあったが、キャリアのほぼ2/3は王座に君臨してきた。

一方のビジェイ・シンは2002年6月の「全米オープン」後の時点では11.42ポイント離れた8位だった。2003年始めには7位に浮上、それでも9.85ポイントの差があった。しかし2004年始めには2位に接近し、その差は4.5ポイントまで縮まっていた。そして今季メジャー、「全米プロゴルフ選手権」優勝を含むツアー6勝でついにタイガーを引きずり降ろしたのだ。

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