2年ぶり5度目の賞金王を確定させた片山晋呉
石川遼、1億円突破は約9年も記録を更新だ!!
国内男子ツアー「カシオワールドオープン」で13位タイに入った石川遼は、最終戦の「日本シリーズ」を前に大記録を達成した。国内男子ツアーでは31人目の年間獲得賞金1億円突破。これまで日本人選手では22人しか達成していなかった記録を17歳2ヶ月13日で成し遂げた。
これまでの記録は、1995年に丸山茂樹が26歳2ヶ月21日での達成が最年少記録だったが、石川はそれを約9年も更新する快挙を成し遂げたのだ。
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シーズン前、石川本人もそして周囲の関係者も「今年はシード権確保あたりが妥当・・・」と考えていた。もちろん目標はさらに高いところにあったが、プロの世界は甘いものではなく、体力面でも試合数は15試合程度にすると思われていた。
ところが、今季石川が試合を休んだのは中国で開催された「パインバレー北京オープン」の1試合のみ。次週の最終戦も出場予定のため、合計24試合に出場することになる。シーズン序盤、そして中盤に2度の連続予選落ちが続いたが、石川はドライバーショットの精度を高めることで自信を持って戦い、ついには「マイナビABCチャンピオンシップ」でツアー2勝目(プロ転向後の初優勝)を果たした。
そして現在の賞金ランキングは堂々の5位。16歳のアマチュアとしてツアー優勝したハニカミ王子は、たった1年で日本のトッププロの仲間入りを果たしてしまった。「20歳でマスターズ制覇」という小学校の頃に掲げた夢も、不可能とは思えなくなってきた。この成長の勢いはどこまで突き進むのか、早くも09年の動向が注目されている。
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