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アダム・スコットがサーファーの友人をキャディに

アダム・スコットが最初のティショットを打つ時、(編注・専属キャディの)スティーブ・ウィリアムスは完全に仕事モードだ。ではプロサーファーのベンジー・ウェザリーはどうか? こちらはもう少し肩の力を抜いた感じになる。

ハワイ・オアフ島出身で乱れ髪が特徴のウェザリーは今週、スコットのキャディを務めている。ウィリアムスに比べると、彼はファンに対してもう少しフレンドリーだ。さらにボスであるスコットがバーディを奪うとガッツポーズを決め、会場のワイアラエCCを回ることを楽しんでいる。

ゴルフ世界ランキング2位のスコットにとって、ウェザリーは“サーフィン仲間”だ。彼は「ソニーオープンinハワイ」初日の9日にキャディとして初登場し、スコットが初日を「67」で回るのに貢献した。

「ウェザリーは今のところ“ノーボギー”なんだ」と、初日のラウンドを終えたスコットは笑いながら言う。「彼がキャディを務めてくれて、僕はとても嬉しいよ。プロのキャディじゃない時は、ちょっと力が入ってしまいがちだよね。だけど彼は、素晴らしいアシストぶりをみせてくれた」

スコットとウェザリーは、伝説のサーファー、ケリー・スレーターという共通の友人を通じて知り合った。そして昨年9月にウェザリーが「ソニー…」でキャディを務めることを約束したという。専属キャディのウィリアムスは現在、趣味のカーレースの試合で故郷のニュージーランドに戻っている。

ただ朝7時50分のスタート時間までに現れただけではない。スコットは仕事に対するウェザリーの姿勢をそれ以上に真摯なものとしてとらえていた。

「彼は今回の準備として、先週から1週間半ほど訓練を受けてきたんだ」と、スコット。「他のキャディもとても良くしてくれた。2、3点ほど指摘しては、ウェザリーの気持ちをほぐしてくれたんだ」。

だからといって、ウェザリーが全く緊張しなかったわけではない。

「日が迫るにつれ『本当にやれるのかな?』って気持ちになっていった」と、ウェザリーは振り返る。「自分はかなり場違いな存在になるのではと思ったんだ。でも結局は、とてもスムーズに行った。余計な手出しをせず、あまりに馬鹿げたことをしない限りはね」

ウェザリーは世界でもトップレベルの選手を間近で見て(それに加え、研究するのにうってつけの対象もいた。スコットはジェイソン・ダフナーマット・クーチャーとペアを組んでいたのだ)、最も印象に残ったことは、彼らの目的意識や決断力だと話している。

「僕のようなアマチュアが『今の自分はひどい位置についている』と思いがちな状況でも、アダムは俄然やる気になるんだ」と、ウェザリー。「それこそが、彼らと他の人たちとの違いだよね。彼らはアマチュアがへこたれる状況でも、自信を失わないんだ」。

最後の質問として、サーファーとしてのスコットはどうなのだろう? 「彼のサーフィンは、僕のゴルフの試合みたいなものだよ」と、ウェザリー。「スコットは(ゴルフでいう)10か12のハンディキャップを付けたサーファーってところかな」。

AP通信の報道によると、スコットはすでに今週、ウェザリーとともにオアフ島のノースショアでサーフィンを楽しんだという。スコットのコーチで義兄弟のブラッド・マローンは砂浜に立ち、ウェザリーいわく苦痛の表情で「勘弁してくれ」と言っているかのようだったが、彼らはスレーターの勧めでボディサーフィンに挑戦したそうだ。

スコットには選択の余地がなかった。

ウェザリーは「サーフィンにはスレーターという、(ゴルフ界における)タイガー・ウッズのような存在がいる。彼は『やらなくちゃ!』とスコットにハッパをかけたんだ。彼にやらせることに対しては、僕は中立の立場を取っていた」と、AP通信に語っている。

「ケリーは『何言ってんだよ!』という感じだった。ケリーは呼びかけるやいなや…アダムが絶対に(海で)ひっくり返らないようにパドルを使っていたよ」

情報提供:PGA TOUR

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