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調子を上げていきたいミケルソン

By Helen Ross, PGATOUR.COM

フィル・ミケルソンは、過去10年間ここファイヤーストーンCCで、なぜ、より良いプレーができていないのか、自分自身でもよくわからないようだ。

1996年にここで行われたNECワールド・オブ・ゴルフを制したミケルソンは、ファイヤーストーンCCが主催するWGCブリヂストンインビテーショナル開催から、最初の5年間は、いずれもトップ10入りを果たした。しかしその後の11年間でミケルソンは、20位以内に入ることが1度しかできていない。

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「そのことが、コースや大会に対する感覚を変えたことはないよ」とミケルソン。「単なるゴルフの試練さ。調子は良かったし、天候にも恵まれたと思う。ここはWGCの開催地として、そして最後のメジャー大会前の試合を開催する場所として素晴らしい場所だよ」。

もっとも最近出場した全英オープンで勝利を収めたミケルソンだったが、今年のブリヂストンインビテーショナルでは、単純に、あまり良いプレーができなかった。アンダーパーをマークしたのは3日目の「67」だけで、通算1オーバーの21位タイで終えた。最終日の「71」をマークしたラウンドでは、フェアウェイをキープしたのは5ホール、グリーンを捉えたのは18ホール中10ホールだけだった。

「ここでのチャンレジを楽しんだけど、過去10年ほど良いプレーができていないことについてこれといった理由はないんだ。ただ、今週、そして来週求められているようなプレーができなかった」とミケルソンは答えた。

キャリア・グランドスラムに王手をかけた全英オープンでの感動的な勝利の後、しばらく身体に残った疲れに原因があるかもしれないと、ミケルソンは話した。今大会への準備は万全とは言えなかったが、しかし先週行ったプラクティス・セッションには満足していた。

メジャー大会5度の優勝経験を持つミケルソンは、PGA選手権に向けた準備のため、日曜夕方にロチェスターへと向かった。先週の月曜日にオークヒルでプレーしているため、今シーズン最後のメジャー大会にどのようなアプローチで臨むべきか、既に頭では考えている。月曜日は休み、火曜日に練習ラウンドを回り、そして水曜日に感触を確かめる予定だ。

ひとつわかっていることは、オークヒルのラフはボールをフェアウェイに運ぶことが極めて難しいということだ。

「ラフは極端に長くて深い。長年見てきた中でもこれ以上はないくらいにね」とミケルソン。「大会の週にはラフを切るため、先週は伸ばしていたのかもしれないけれども、ちょうど切られたところを見ても、今まで自分が見た中でもっとも長くて深い。4インチどころか、8から12インチくらいはあったよ」

「大会前には刈るのだと思うけれど、それでもかなりの厚みがあるから、このコースでプレーする上での鍵はふたつ。ひとつは、フェアウェイをキープすること。位置を下げることになるかもしれないけど、フェアウェイをキープすることが大事だ。もうひとつは、ここはドナルド・ロスが設計したコースであり、グリーン後方から前方へのショットがより厳しい。ボールをカップ手前につけなければいけない。カップの上からチップインなんて到底不可能さ」。

ミケルソンは、オークヒルでドライバーを使用するか、64度のウェッジを使用するかはまだわからないと話した。ドライバーを使う可能性が高そうだが、その日の状況に左右されることになりそうだ。いくつかのホールでは、3番ウッドが必要になるが、強風の状況下ではドライバーがより助けとなり得る。しかし、天候が穏やかであればウェッジが有利だ。

「クラブは必要ないだろうね」とミケルソンは話した。「64度のウェッジもいらないし、ドライバーもいらない。ただ、13本だけでプレーしようとは考えていないから、いずれかを使用することになると思うけど」。

情報提供:PGA TOUR

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