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コース改修で大会史上最長へ 今年のクエイルホローを制すのは?

「ウェルズファーゴ選手権」が開催されるクエイルホロークラブでは、少なくともここ近年、退屈な時間はない。トーナメントは今年で11回目を数えるが、ジョージ・コブによってデザインされ、1990年代にトム・ファジオによってバックナインが改善されたこのコースは、この12か月もの間、常に注目の的であった。そして米国ツアーがこの地にやってくると、グラウンドクルーにしばしの休息が訪れる。

昨年の大会以降、このコースにはたくさんの変更が施された。その最優先事項と言って間違いないのは、アンジュレーションを減少させた12番ホールのグリーンのリニューアルだ。パー4の12番ホールは、スコアカード上では456ヤードのままだが、他の10ホールはそれぞれ微調整がなされた。210ヤードの13番ホール(パー3)と487ヤードの16番ホール(パー4)は、それぞれ9ヤードずつ長くなり、17番ホール(パー3)は19ヤード短くなって198ヤードとなった。これらにより、コース全体ではおよそ23ヤード長くなり、今年のツアーコースは、設立以来最長となる7,492ヤードとなった。

8番ホール(パー4)と10番ホール(パー5)のグリーンは、ベント芝がうまく育たず新鮮な芝を植えることが課題だった。ベント芝が育たない問題がきっかけとなり、今年は暫定的な処置に留まるが、来年のトーナメント前までには全ホールのグリーンを、ベントからバミューダ芝に植え替える決定がなされた。本来ならば2017年のPGAチャンピオンシップ開催に向けて2015年からその植え替えに着手する予定だったが、前倒しで行われることとなった。

通常のコンディションなら、16番から18番ホールの通称「グリーンマイル」が今週も話題の中心となるだろう。昨年の上がり3ホール(パーはそれぞれ4、3、4)のトータル打数の平均は「11.619」と、2年連続で減少傾向となった。全体としても、パー72のこのコースは2年連続で平均スコアが「71.844」とアンダーパーを記録した。

このコースの昨年のフェアウェイキープ率は47.59%と、米国ツアーの中で3番目に低く難しいコースだ。これは3年連続の記録で、ピンまでの距離は常に米国ツアーコースの中で最長だ。2011年までは4年連続で最長のコースだったが、2012年は40ヤード差でツアー全体の中で3番目となった。

季節外れの涼しい気候が、156人の選手たちを迎えることとなりそうだ。この気候は今週いっぱい続く見込み。最高気温は華氏70度(摂氏21度)には届かないだろう。雨はいつ降ってもおかしくないが、その見込みは少なそうで、厳しい風が吹くこともなさそうだ。

■パワーランキング

1、ウェブ・シンプソン
ハーバータウン(RBCヘリテージ)でプレーオフの末に敗れ、1週間の休暇をとった。この大会で今シーズン3度目の6位以内となっている。ツアー全体でパーオン率29位、パットのスコア貢献率41位、平均スコア17位にランクされている。昨年の大会では単独4位に入った。

2、ビル・ハース
最終日の平均スコアは153位と低調だが、今季米国ツアーで5回もトップ10入りしている。パーオン率は8位、スクランブル率は13位となっている。クエイルホロー(ウェルズファーゴ選手権)には過去9回出場して、4位と22位タイをそれぞれ2度ずつ記録している。

3、ロリー・マキロイ(北アイルランド)
クエイルホローのコースレコード「62」を記録した2010年大会で、自身初の米国ツアー優勝を果たした。しかし一転、2011年大会は予選落ち、昨年はプレーオフで敗れた。マスターズで25位となって以来のトーナメント出場となる。

4、バッバ・ワトソン
ニューオーリンズ(チューリッヒクラシック)では初日1オーバー「73」から15位タイまで巻き返した。2009年のこの大会では2位タイとなっている。現在グリーンヒットは6位、パットのスコア貢献率は45位、パー4コースでのバーディ以上の獲得率は1位にランクインしている。

5、ニック・ワトニー
ニューオーリンズ(チューリッヒクラシック)では15位タイ。4日間すべて3アンダーの「69」で回る好調ぶりが目を引き、2戦連続で15位以内に入った。この大会には過去8回出場し、25位以内を6度記録している。昨年の単独8位(2日目終了時までは首位だった)が最高の成績だ。

6、リッキー・ファウラー
昨年、この大会のプレーオフを制して米国ツアー初優勝を飾る以前から、クエイルホローでは輝かしい記録を持っていた。今シーズンも10位以内に3度入っている。フェアウェイキープ率は20位、パットのスコア貢献率は35位、スクランブル率は22位にランクされている。

7、フィル・ミケルソン
マスターズでは54位タイと振るわなかったが、クエイルホロー(ウェルズファーゴ選手権)との相性はいい。9回出場して5位以内が4回、10位以内が5回と抜群の成績を残している。グリーンヒットは21位、パットのスコア貢献率は42位、パーブレイク率は2位にランクされている。

8、セルヒオ・ガルシア(スペイン)
今大会8回目の出場となる。2005年大会はプレーオフで敗れ、最近では2011年に28位タイとなった。マスターズで8位タイとなってから2週間試合に出場しなかった。今シーズン6試合に出場し、20位以内が5度、平均スコアは2位につけている。

9、D.A.ポインツ
昨年はプレーオフで敗れ、コース外でも背中の怪我があり、不運に見舞われた。現在4戦連続で予選通過中の彼は、ヒューストンオープンで優勝、ニューオーリンズ(チューリッヒクラシック)で単独2位となっている。

10、リー・ウェストウッド(イングランド)
直近の2試合で10位以内の成績を残し、その前のマスターズでは8位タイに食い込んだ。4度目の出場となった昨年のクエイルホロー(ウェルズファーゴ選手権)では5位に入った。米国ツアーランキングでスクランブル率は7位、平均スコアは16位となっている。

11、ハンター・メイハン
昨年の大会では53位タイと振るわず、連続25位以内という記録が4大会でストップしてしまった。しかしボールストライキングの技術は素晴らしく、米国ツアーで17位にランクされている。パットのスコア貢献率は25位だ。

12、ルーカス・グローバー
2011年のチャンピオンは、クエイルホロー(ウェルズファーゴ選手権)に9回出場し、4度のトップ10フィニッシュを果たしている。先週のニューオーリンズ(チューリッヒクラシック)では、3日目を終えて首位だったが、4位タイ(今シーズン2度目の4位)に終わった。現在、トータルドライビングで10位、オールラウンドで42位にランク付けされている。

13、ジミー・ウォーカー
クエイルホロー(ウェルズファーゴ選手権)では出場した4回全てで予選落ちと悔しい結果が残っている。しかし今季は調子が良さそうだ。ニューオーリンズ(チューリッヒクラシック)で8位タイとなり、4回目のトップ10フィニッシュを果たした。現在20試合連続で予選通過中で、平均スコアは11位にランクされている。

14、ダスティン・ジョンソン
マスターズでの13位タイを含め、出場した直近3試合はすべて15位以内入りしている。パーオン率は42位、パットのスコア貢献率は30位、平均スコアは19位にランクされている。過去3度の出場で予選通過は2010年の1度だけ。その時は29位タイと健闘した。

15、ケビン・ストリールマン
過去3度の出場で、未だ予選通過した経験はないが、キャリアの全盛期を迎えた2010年大会を最後に、ここ数年は今大会に出場していない。タンパベイ選手権で優勝した彼は、ベイヒル(アーノルド・パーマーインビテーショナル)で21位タイ、ハーバータウン(RBCヘリテージ)で3位タイの成績を残している。

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情報提供:PGA TOUR

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