「タンパベイ選手権」 最終日レビュー
2013年 タンパ ベイ選手権
期間:03/14〜03/17 場所:イニスブルックリゾート(フロリダ州)
クラブ試打まとめ/タンパベイ選手権
トレバー・イメルマンは、キャロウェイゴルフのX HOT PRO(10度)と、アルディラのシャフトAldila RIP 60シリーズのドライバーを数週間使用し、慣れたことで「タンパベイ選手権」で使用することにした。
ドライバーはニュートラル/ヒールポジションの重りを6グラムにしてバランスを取り、ヒール部に鉛を張ってスイングウェイトを調整している。
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もう少し重みのあるパターを探していたイメルマンは、大会開催地イニスブルックのグリーンで練習をした時、オデッセイ製でカウンターバランスのTankシリーズのパターも試した。7番らしい大きなヘッドとがっしりとした重量感は、いい変化になるだろうとしている。後部の重みによって、パターヘッドのリリースが楽になったとも語っている。
Tankシリーズの最短は34インチだが、イメルマンは33.25インチにまでパターを短くした。
タンパベイ選手権で試用されたテーラーメイドゴルフのパター DADDY LONG LEGS
テーラーメイドの最新モデルDADDY LONG LEGSは、オリジナルスパイダーを継承した形状をしている。販売開始は約1ヶ月後 の4月15日以降だが、多くのPGAツアー選手が、すでにこのパターに強い興味を示しているという。「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」で、最初にそのパターを使ったビジェイ・シンもその1人だ。
「タンパベイ選手権」が行われた週の前半、Y.E.ヤン、ライアン・ムーア スコット・ガーディナー、トロイ・マッテソン、スティーブ・マリノ、 パット・ペレス、ジョン・ハー、ヘンリック・ノーランダーが、カウンターバランスのパターを使ってみた。
Y.E.ヤンは、DADDY LONG LEGS以外にも別のカウンターバランスのパターであるテーラーメイドのゴーストスパイダーSも使用したが、大会初日はゴルフバッグに収めたままであった。
ナイキゴルフのVR_S コバート ハイブリッドを導入したカール・ペターソン
ペターソンは、「WGCキャデラック選手権」でナイキゴルフのVR_S コバートの3番ウッド(13度)を導入した1週間後、「タンパベイ選手権」でVR_S コバート ハイブリッドをさらに加えた。
ナイキゴルフは、「ノーザントラストオープン」に向けてペターソンにハイブリッドモデルを作り、「アクセンチュアマッチプレー選手権」ではシャフトを短くした。数週間試打した後、ペターソンはクラブを使用することに決めたという。
キャロウェイゴルフのRAZR FIT XTREMEドライバーを使用したジム・フューリックが、7位タイをマーク
フューリックは、キャロウェイゴルフのRAZR FIT XTREMEドライバーを「タンパベイ選手権」で初めて使用し、トップ10内にランクインした。フューリックは、ドライビング・アキュラシー(フェアウェイキープ率)部門で8位タイ、71.15%で終えた。試したのは、様々なシャフトと重さの組み合わせで9.5度と10.5度の R RAZR FIT XTREMEドライバー。最終的には、アルディラの10.5度のAldila Tour Green で70 gの シャフトに落ち着いた。
その他
ゲーリー・ウッドランドは週初めにオデッセイのパター、ヴァーサ#7BWBを試用。今は、オリジナルの2-ballを使用しているといい、最近はパターの話題で持ち切りなので、新しいモデルを試してみたくなったと明かした。
スチュワート・シンクは、新しい、ロケットボールズ(RBZ)ステージ2のレスキュー (21.5度)を試した。
ジェームス・ハーンは、ドライバーの弾道を低くするべく、キャロウェイゴルフのRAZR FIT XTREME ドライバー(9.5 度)のオープンポジションを試した。
ショーン・オヘアーは、ロケットボールズ(RBZ)ステージ2の3番ウッド(14.5 度) と、RBZ ステージ2の5番ウッド (18.5度)を使用した。
マーティン・レアードは、「ノーザントラストオープン」後、テーラーメイド社のR1を試すと、大会初日に正式にドライバーを替えた。
J.J.ヘンリーとガーディナーは、テーラーメイドのROCKET BLADEZのアイアンに乗り換えた。