「ルールを戦略的に使っただけ」ミケルソンの行動とUSGAの裁定に波紋
2018年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)
ミケルソンが“あの13番”でバンザイ ファンからは大声援
◇メジャー第2戦◇全米オープン 最終日(17日)◇シネコック・ヒルズGC(ニューヨーク州)◇7445yd(パー70)
前日自ら放ったパットのボールがグリーン下に落ちるのを避けるため、まだ動いている状態で故意に打ち返し、物議をかもしたフィル・ミケルソンが最終ラウンドをプレー。この日は同じホールでパーパットを決めると両手を上げて喜び、ギャラリーの歓声をさらった。
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リッキー・ファウラーとの2サムラウンドは、午前8時43分にスタート。1番のティグラウンドに向かう通路に入ると、ギャラリーからの声援にハイタッチを交わした。
前日に2罰打を科され「10」とした後半13番を前に、野次が飛んだ。この日はグリーン右手前からのバンカーショットを1.5mに寄せ、スライスラインを決めてパー。両手を上げ2度天に向けガッツポーズ。ボールを拾い上げてパターを持つ右手を再び突き上げ、最後にもう一度、両手でガッツポーズをした。
このリアクションに観客は指笛を鳴らすなど大盛り上がり。間近でこのシーンを見たファウラーは「まるでマスターズに勝ったときのようだった。彼がファンを楽しませていたことは事実だった」と振り返った。
ミケルソンはこの日コメントを残さなかったが、前日に「ルールを戦略的に使っただけ」と話しており、メディアからの批判が集中している。(ニューヨーク州サウサンプトン/林洋平)
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