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低調続く…松村52位 塚田57位「英樹になりきれなかった」

オハイオ州のファイヤーストーンCCで行われている「WGCブリヂストン招待」3日目。初出場の松村道央が2バーディ、2ボギーの「70」(パー70)で回り、通算13オーバーのまま52位に順位を上げた。

目標としているアンダーパーラウンドには届かなかったが、確実な進歩だ。初日、2日目は5年ぶりの米ツアーの雰囲気に圧倒されたまま後退。3日目になってようやく「きょうは回りやすかった。ちょっと慣れてきたんですかね」と思えた。

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2オンに成功した序盤2番(パー5)でバーディを先行させると、パーを並べ続けて11番で2つ目のバーディ。ティショットをグリーン右に曲げた終盤15番(パー3)から2連続ボギーを叩いたものの、「メチャクチャいいかと言われるとそうでもないけれど、いいリカバリーもあった」と納得顔で話した。

難コースと戦いながら、米ツアー選手の技術を眼で盗もうと必死だ。粘り気のある深いラフでのウェッジの使い方の違いに気づいた。「転がした方が易しそうなときにも、(外国人選手は)意外とボールを上げている。フェースをひらいて、振ってしまったほうが良いのかもしれない。(アプローチの)強弱を覚えたいですね」と松村。残された最終日にビッグスコアの期待がかかる。

松村のひとつ前、全組のトップスタートで出た塚田陽亮は「73」。通算19オーバーの57位であすの最終ラウンドを迎えることになった。

この日は偶然にも、松山英樹と同じ黄色いポロシャツでプレー。朝の練習場で気づくと、年下の米ツアー選手に「すいません」と苦笑いして謝った。「英樹になりきろうと思ったんですけど、6番くらいまでしかなりきれなくて、ちょっとふがいない」。2番(パー5)では残り204ydの2打目でグリーンを捕らえ、6mを沈めてイーグル奪取。それでもグリーンのライン読みに苦労が続いている。

「2番はたまたま入ったという感じ。まったく読めなくて、入る気がしない。17番なんか、ピンの真上にショットがついて、『ちょっとフックかな』と思ったら、いきなり右に切れて行った。自信持って打っているのが、あさっての方向に行くと歯車が狂う」。同組で回ったスティーブン・ボーディッチ(オーストラリア)を最下位に追いやったが「きょうよりいいスコアで回りたい。日に日に良くなっている」と、初の米ツアー出場大会でひとつでも上を目指す。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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