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松村道央は56位 塚田陽亮は58位で最下位に

オハイオ州のファイヤーストーンCCで行われている「WGCブリヂストン招待」2日目。日本ツアーから出場している松村道央は、通算13オーバーの56位。塚田陽亮は通算16オーバー、最下位の58位(棄権者3人)と苦しい戦いを続けて週末に入る。

初日9オーバーと出遅れた松村が、この日の「74」(パー70)のスコアも喜べるはずがない。15番(パー3)ではグリーン右手前のラフから、見事なロブショットでチップインバーディを決め、見せ場を作ったが「4オーバーですからね…赤字(アンダーパー)で回りたいですよ」と肩を落とした。

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依然として、5年ぶりの米ツアーの雰囲気に飲まれる自分を感じている。「遠慮してゴルフしちゃっている感じ。日本よりもロープやギャラリーとの距離が近いじゃないですか。最初は(ミスショットをして)ボールを当てたらマズイなとばかり思っていた。でも、他の選手はみんな曲げている。曲げたら『フォアー!』って言えばいいんだなって思った」。

同組で回ったジミー・ウォーカーは、最終18番で1Wショットを左隣の17番のフェアウェイへ曲げた。「それで(同伴競技者の中で)ひとりだけパーなんですもん」と、松村は日本とは異なる環境、トップ選手のスケールの大きさを感じてやまない。

松村のひとつ後ろの組でプレーした塚田は2日連続で「78」と崩れた。7番までパーを並べながら、8番でボギー、9番でダブルボギーを叩いて後退。「前半はすごく良くて『きょうの塚田は違うなぁ』と思いましたが『やっぱり、きょうの塚田』で、いつもと同じになっちゃいました」。

悩まされたのはショートゲーム。とくに4番では2m強のバーディチャンスを逸した。「(予想したラインの)反対に曲がってしまった。本当にショックだった。Disappointed at myself(残念)だよ、ほんとに…」。ポアナ芝が混じるグリーンでのプレーは、転がりのきれいな日本でのそれとは勝手が違う。

後半15番(パー3)ではグリーン左サイドのバンカーから、2打目で出ず、3打目はグリーンの向こう側へ“ホームラン”。「生き地獄だと思った。もうバンカーから出てこられないんじゃないか思って…。(2打目は)ライが良すぎで緊張しちゃった。どうやってフワッといって、スピンをかけるかなんて考えていたら…」。このホールをトリプルボギーとし、さらに後退した。

予選落ちのない4日間大会。「この順位で回るのもツライ」と塚田は正直だ。しかし「それでも得るものがある。(米ツアー)1回目なので、自分を許します」と前向きに言った。「あしたは1打でも良く回りたい。乞うご期待です」とNHKの生中継インタビューで高らかに宣言した。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)

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2016年 WGCブリヂストン招待



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