落胆大きく…アダム・スコットは通算6オーバーで終戦
長尺パターと別れて2試合目 スコットの連続予選通過記録がストップ
米国男子ツアー「バルスパー選手権」の2日目。世界ランク4位のアダム・スコット(オーストラリア)が2バーディ、6ボギー「75」(パー71)を叩き、スタート時の59位から通算4オーバーの95位に後退。2012年5月「HP バイソンネルソン選手権」以来となる予選落ちを喫し、現在継続中のもので最も長かった連続予選通過記録が「45」でストップした。
予選カットラインが背後に迫る中で迎えた2日目は、グリーン上で苦しみ続けた。前半3番では1mのパーパットを外し、5番と10番はいずれも1.5m前後を外しての3パットボギー。最終18番も1.5mがカップを逸れ、この日のラウンドを象徴するかのようなボギーフィニッシュとなった。
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ラウンド内容に対するショットの貢献度は全体144人中27位と上位につけながら、パットの貢献度は139位と大きく低迷。これらの数字からも、パットがいかに足かせになっていたかが分かる。
スコットは2011年から長尺パターを使用し、それまで陥っていたイップスを克服。以降は13年「マスターズ」でメジャー初制覇、翌年には世界ランク1位に上り詰め、華々しいキャリアを築いてきた。
しかし、16年1月から施行されるアンカーリングの禁止に伴い、前週の「WGC キャデラック選手権」から通常のシャフト長のパターにチェンジ。同大会では4位タイの好成績を納めたが、替えてから2試合目で連続予選通過がストップした事実が物語るのは・・・?(フロリダ州タンパ/塚田達也)
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