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キャディバッグにパター2本 アダム・スコットが挑む4度目の日本オープン

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前情報(10日)◇横浜カントリークラブ(神奈川)◇7257yd(パー71)

7月の「全英オープン」で17位タイ、8月の「全米プロ」で3位と、今季終盤のメジャー大会で好成績を収めてきたアダム・スコット(オーストラリア)は、4度目の「日本オープン」を前に、「調子も上向きなので、チャンスがあればぜひ勝ちたい」と自信をみせた。

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過去3度の挑戦は、16年:予選落ち(狭山)、15年:7位(六甲国際)、14年:38位(梅郷)と、優勝争いに絡むことはできていない。それでも、スコットがプレーをすれば、練習日でも大勢のファンが付いて歩いて声援を送る。「ファンに返せるという意味でも勝ちたい」と、いやがおうにもモチベーションは高まっている。

舞台となる横浜CC(大会では西16ホール、東2ホールを使用)は、2016年にベン・クレンショウとビル・クーアによる自然回帰をテーマとした改修を終え、1グリーンの近代的なコースに生まれ変わった。「制限が少なく、僕にとっては慣れたスタイルのゴルフコース。日本でプレーしたコースは多くないけど、お気に入りのコースだね」と、フェアウェイは広めで、グリーンに向けてターゲットが絞られていくコース設計を歓迎した。

「アイアンが非常に大事になってくる」とスコットはいう。グリーン周りが刈りこまれ、アンジュレーションの多いグリーンの、ピンが切られた面に載せていくことでバーディチャンスが生まれてくる。優勝スコアは「最低でも10アンダー」と見積もった。

仕上げとなるパッティングに、スコットは独自の戦略を採用している。「全英オープン」からキャディバッグには、スコッティキャメロンの長尺(コンビ・センターシャフト)と短尺(タイムレス・プロトタイプもしくはスクエアバック・プロトタイプ)の2本のパターを入れており、今週もその作戦を踏襲する。

予選ラウンドは星野陸也とアマチュアの中島啓太(代々木高3年)が同組となった。「有望な若手と一緒にプレーできるので楽しみです」とスコットはいう。一方の中島は「きょう、寝られるかわからないです」と興奮を隠せなかった。(神奈川県横浜市/今岡涼太)

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