20歳のスピースが首位に浮上!タイガー越え最年少優勝なるか
2014年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:05/08〜05/11 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)
J.スピース 初出場者の中でただ1人の単独会見
ツアーメンバーとして今季が初のフル参戦となるジョーダン・スピースが、フロリダ州・TPCソーグラスで8日(木)開幕の「ザ・プレーヤーズ選手権」に初めて出場する。今季メジャー初戦「マスターズ」では最年少優勝にあと1歩まで迫った注目の20歳が、今週は“第5のメジャー”の頂きに挑む。
この日は午前9時より、松山英樹を含めた初出場者を一堂に集めてのメディア取材が行われたが、スピースだけはメンバーから外れて単独の公式会見に招かれた。総勢15名の初出場者の中で、スピースの扱いはやはり特別。今季は26試合を終えて11名の20代優勝者が生まれているが、スピースの存在は色褪せるどころか増す一方だ。
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今大会には初出場となるが、実はソーグラスをプレーするのは初めてではない。2010年9月、当地で開催されたジュニア競技に当時17歳で出場し、僅か1ストローク差の2位タイでフィニッシュした。
今週を迎えるにあたり、4年前の経験はスピースにとって大きな拠りどころとなっている。「本当に大きな経験だったね。とても良いプレーができたし、僕に合っているようにも感じた。何より、最終日のピン位置を経験できたことが大きかったよ。難しさは(プレーヤーズと)必ずしも同じとはいえないけれど、とても似ていたからね」。最終日には、浮島グリーンの17番(パー3)でバーディも奪っている。
そして4年後。鮮明な記憶が残るコースレイアウトとピン位置が待つソーグラスに戻ってきたスピースは、胸を踊らせながら練習ラウンドをプレーした。「飛距離も伸びているし、4年前との違いに興奮したよ。僕は大きく変わったんだな、って」。
もし今週スピースが優勝すれば、04年大会を23歳で制したアダム・スコットの最年少記録を大きく更新することになる。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)