「エリート組」を狙うアダム・スコット
2013年 全英オープン
期間:07/18〜07/21 場所:ミュアフィールド(スコットランド)
松山英樹の罰打について、同組ジョンソン・ワグナーのコメント
――あなたが見たことを教えてください。
彼は僕より少しゆっくりプレーしていました。僕自身はとても速かったと思う。1日を通してほとんど前組についていけていたし、後続組は、前半我々が(前組を)待ったホールで少し待ったくらい。11番以降、我々を待つことは決して無かった。スロープレーは好きではない。でも、彼の試合でのポジションと、17番で向き合わなければならなかったショット、フェスキューから丘とポットバンカーを越えてレイアップしなければならなかったことを考えると、彼が時間を掛け過ぎたとは思えない。あの状況で、彼は本当に素晴らしいショットをしたと思う。とても悲しいことだし、R&Aはそれを罰するのにより良い判断をすべきだったと思う。
――(ペナルティの)根拠は?
彼は(その1打に)2分12秒を掛けた。彼ら(R&A)は、余分の時間を与えたという。でも、彼のキャディは100ヤード先のフェアウェイまで、歩測をしなければならなかった。あそこにはヤーデージ表示もない。それに、彼は素晴らしいプレーをしていた。僕はみなと同じようにスロープレーには反対の立場だし、みんながやることを尊敬している。でも、わかるかい、彼は今日素晴らしいプレーをしていたんだ。我々は去年のマスターズで一緒にプレーしたし、彼は素晴らしい少年だ。彼が罰を科されたことは、ひどいことだと思う。彼が明日巻き返して、また優勝争いにカムバックすることを願うよ。でも、これはひどいことだと思う。
――その後、彼は消耗しているように見えましたか?
僕たち2人とも消耗した。我々の組には4人のオフィシャルがついて歩いていた。全く持って疲れ果てるね。16番のボギーを彼らのせいにするつもりはないけど、決して助けになるようなことはないね。3メートルのタフなパーパットに直面しているのに、それを55秒以内に打たないとペナルティを課されるなんてね。スロープレーの選手にペナルティを課すことには賛成だけど、それを行使するにはもう少し判断が必要だと思う。特に後ろの組が待っていないような状況の時にはね。
――そのやりとりの後、すぐに松山と話をしましたか?
17番では自分は右サイドのフェスキューの中にいて、急いで自分のショットを打った。我々はグリーン上で会って、彼を見て、ジェスチャーで“これはばかげている。同情する”と合図した。彼も分かっているといった感じで。同じ言葉を話すわけじゃないけど、お互い何を話しているかは分かったよ。R&Aのことは愛しているし、ファストプレーも信奉している。でも、よりよい判断がなされてもよかったと思う。
――彼ら(競技委員)が最初に近づいてきたときから、スコアリングエリアを出るまでの間に、罰を無効にできるようなチャンスはありましたか?
僕はスコアリングエリアで5分間主張をした。オフィシャルに、このことについて自分がどう感じているかをできるだけ紳士的に伝えたつもりだ。でも、彼がペナルティを受けたということは、僕を怒らせた。もし彼らが僕に罰を科そうとしたら、きっと怒りで爆発していたと思う。だから、できる限り英樹の代わりになろうとしたけど、(裁定が)変わることは無かったね。
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