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ショッキング!ローとパーネビック失格

3日目に67の好スコアをマークし、通算1オーバーの3位タイグループに入ったはずのマーク・ローが失格した。3日目のラウンド途中にあまりにもショッキングな出来事が起きた。

「全英オープン」ではプレーヤーそれぞれに本人のスコアカードが渡され、スタート前に交換してお互いのスコアを明記することになっている。しかし、今回同組で回ったマーク・ローとイェスパー・パーネビックの2人は、カード交換をし忘れ、相手のスコアを自分のカードに記入。気がつかないままアテストしてしまったため誤記となり、2人は失格になってしまった。

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マーク・ロー
「1番ティーで握手を交わしたが、スコアカードの交換を忘れてしまった。私のスコアが書かれるべきカードに彼のスコアを記入してしまった」

イェスパー・パーネビック
「アテスト用のテントに10分から15分いて、あの中では様々なチェックを受ける。正しいサインであるかなどを、かなり細かく。すべてのホールのスコアも再確認する。オフィシャルにOKを出されるまで細かくチェックするのに、アテスト終了後にインタビューを受けていたら、失格になったと聞いた」

マーク・ロー
「アテスト小屋では充分に時間をかけて確認作業をした。良いスコアだったこともあって、スコアの確認は入念にした。しかし残念なことに誰もカードが入れ違っていることには気付かなかった。これは自分の責任」

マーク・ローの紳士的な受け止め方は賞賛に値するが、これほどまでに罰則は厳しくなければならないものなのだろうか?

デビッド・ペッパー(選手権委員会々長)
「罰則が厳しすぎるとの指摘はあるが、ルールはルール」

イェスパー・パーネビック
「馬鹿らしい。米ツアー(USPGAツアー)では、間違いが起こらないように、最初から相手のスコアカードが渡されるというのに」

デビッド・ペッパー
「以前からマーカーに直接カードを渡すべきという論議はあるが、我々は本人にカードを渡し、選手同士で交換してもらう方針をとっている」

アーニー・エルス
「自分のカードをもらって交換するというのは、普通の事。当たり前のことだ」

カード交換を忘れたために、メジャータイトルの可能性を失ってしまったマーク・ローだったが、紳士的な態度とユーモアのセンスは失わなかった。

マーク・ロー
「実をいうと、パーネビックの服装に驚いて、動揺して忘れちゃったんだ」

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