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日本ツアー選手情報/全英オープン3日目

今日も汗をかくほど気温は高く快晴。風は昨日ほど強くない。ピン位置は「難しい」「易しい」と選手たちの意見が二分する状況。そんな中、日本ツアーから挑戦し、予選通過を果たした3名の選手たちのプレーぶりと感想、最終日への思いはさまざまだ。

S.K.ホ

「トップ10入り、いやトップ5入りを目指します」

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昨日、通算1オーバー2位につけたS.K.ホは、3日目デービス・ラブと最終組でプレー。「朝、練習場でラブのほうから挨拶に来てくれました。世界のトップと回っていい勉強になりました」と言うS.K.ホは、終始、落ち着いたプレーを披露。前半は2バーディ2ボギーで36、後半は15番の1ボギー以外はすべてパーでしのぎ36。「2ホールぐらい難しいパーセーブができた」という満足のいくプレーぶりで、今日1オーバー72、通算2オーバー8位と健闘した。「僕にとってメインの試合はあくまで日本ツアー。だから、この試合はメジャーと言っても、それほど緊張はない」。S.K.ホの今年の目標は、日本ツアーの新人賞獲得と賞金ランクトップ5入り。この全英で上位入りすれば、その賞金は日本ツアーの賞金に加算されるため、自らの目標達成への大きな足がかりになる。今回、恋人を伴っているS.K.ホは「今年でもう30歳だから結婚はするでしょうね」と照れながら話していたが、「明日は5アンダー、いや3アンダー、2アンダーで回ればチャンスがある。トップ10入り、いやトップ5入りを目指します」と、意気込みを見せた。

片山晋呉

「明日こそはアンダーパーで回りたい」

前半を1バーディ2ボギーの37で回った片山晋呉は、14番で奥から3メートルのバーディパットを沈め、この時点でイーブンパーのラウンド。このまま逃げ切りたいところだったが、15番、17番で悔しさの残るボギーとなった。15番は第2打がグリーンをややオーバー。奥のラフからパターで寄せようとした第3打がカップをオーバーし、返しのパーパットがカップに蹴られた。17番は右ラフからの第2打をグリーン手前まで運び、やはりパターで寄せようとしたが、寄らず入らず。今日2オーバー73、通算9オーバー49位で3日目を終えた。「今日はパットがイマイチ。それにパターでの寄せがダメ。15番、17番はつまんないミスです。30、40ヤードのところからパターで寄せるなんて、やったことないですから」と残念がる。「グリーンは固いけど、ピン位置はあんまり難しくなかった」と言う片山。「明日こそはアンダーパーで回りたい。不安要素があんまりないですからね」と、最終日への意欲を見せた。

友利勝良

「今日はパーが取れたからよかった」

前半をイーブンパーで回った友利勝良は、折り返した直後の10番で痛恨のダブルボギー。「(第2打は)ピンに向かってまっすぐ行ったんだけどグリーンオーバー。最初は5番アイアンを持ったんだけど、キャディから4番アイアンだと言われて‥‥スライスめに打ったんだけどね‥‥」。続く11番でバーディを取ったものの、12番、13番、16番でボギー。今日は4オーバー75、通算11オーバー61位で最終日を迎える。「できることなら1度はパープレーで回りたい、それには今日しかないと思っていたんだけど残念」という友利。しかし、初日はボギー、2日目はダブルボギーフィニッシュとなった18番で「今日はパーが取れたからよかった。いいゴルフだったと思う。また、明日がんばります」と語った。

テキスト&写真/BEYONDSHIP

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