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2004年 全英オープン
期間:07/15〜07/18 場所:ロイヤルトゥルーンGC(スコットランド)

今日の日本人選手/日本人4名が予選通過!丸山、神山が1オーバーで追撃体制!

全英オープン2日目

「体が大げさに反応しちゃった・・・」
丸山茂樹】71-72=143(1オーバー)
前半は1バーディ、後半はボギーが3つ先行したものの、16番でバーディを取り、今日1オーバー72のラウンド。通算1オーバーで予選を通過した丸山は、「初日が良くなかったから(今日は)苦しむなと思っていた。予選をクリアしなきゃという気持ちが頭にあった。バンカーとかに入るのは嫌ですから、体が大げさに反応しちゃった」と、苦しい1日を振り返った。

ロイヤルトゥルーンの近くには空港があり、コース沿いには電車も走っている。飛行機の音、電車の音、そうした雑音にショットのタイミングを崩される場面が多かった。「十分に時間をかけられない自分が情けない」と、雑音に気を取られたことを悔やんでいる様子だ。あまり相性のよくないフィル・ミケルソンと同組のラウンドということも含め、丸山を苦しめる要素は多かったと言える。「でも、11番はアンプレの後、ダボにしなかっただけいい。2日目にスコアを現状維持したときは、いいところにいけることが多い」と、まだまだ上位入りの希望を捨てていない。

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「ゆっくり休ませてもらいます」と言い残してコースを去った丸山。ムービングデイの巻き返しに期待したい。

「予選通過は目標の1つ、次は20位以内」
深堀圭一郎】73-71=144(2オーバー)
2バーディ、2ボギーのイーブンパー・ラウンドで2日目を乗り越え、予選を通過した深堀。初日の2オーバーのラウンドとは、まったく違うゴルフができたと笑顔を見せた。「昨日のラウンド後に練習し、今日も練習して、自信をもって打てるようになったんです。打ったときに出したいラインに(クラブヘッドを)出せるよう、バックスウィングを上げるラインを変えた。そのライン修正ができたおかげで、打った瞬間に左へ出ないよう球をつかまえていけるようになった」。

それでも、冷静に自分のゴルフを見つめている様子で、反省点は多々あるという。「スコアメイクの決め手は小技ですけど、プレッシャーがかかる小技を勇気をもって打っていけるようにならないといけませんね。特に今日は、左からの風で、ピンが左サイドという状況が多かったので難しかった。(せっかく取った)バーディをすぐに吐き出しちゃうところは問題だけど、とりあえず予選通過は目標の1つ。次は20位以内、次はそれ以上を狙いたい」。課題をクリアしながら着実に前進する意欲が深堀の原動力になっている。

「ドライバーを持ったと思ったらOBになった」
平塚哲二】70-74=144(2オーバー)
前半を1アンダーで回った平塚は、折り返し後、11番でバーディを取り、通算3アンダーでリーダーボードに躍り出た。しかし、12番、13番で連続ボギー。15番はティショットがOBとなり、トリプルボギー。結局、今日74、通算2オーバー。とりあえずの目標だった予選通過を果たした。「疲れました。風が半端じゃないですね。フォローになったり、アゲンストになったり・・・」。ショットばかりでなく、パットのときも、風でフィーリングが狂うという。

トリプルボギーの後、なんとかして1打でも戻そうと必死だった平塚だが、17番、18番とも、バーディパットがぎりぎりのところで入らず、スコアを縮めることはできなかった。「17番は完璧、風の影響ですね。風がアゲンストになると、(パットが)非常に重い」。悔やまれるのは、やはり15番のOBだ。「あそこは昨日、左に行ったので、今日は左を警戒したんです。そうしたら、出だしから高めの球になり、しかも思い切り芯を食っていたので、そのぶん大きく風に持っていかれました」。その15番はドライバーで打った。「今日、前半はドライバーを1度も使わず、後半も11番、13番、そして15番だけ。(大半のホールは)アイアンで刻んでいたんですけど、ドライバーを持ったと思ったらOBになった」。明日はティショットに3Wを多用するつもりだそうだが、風がやめば、ドライバーでも行けると語る平塚。「明日は、もうちょっとだけ攻めたいです」。

「グリーン上では入れてやろうと思える」
【神山隆志】70-73=143(1オーバー)
前半はイーブンパー、後半は10番と17番でボギーを喫し、今日2オーバー73、通算1オーバーで予選を通過した神山は、「パットは入りまくりです。でも、バーディチャンスと言えるチャンスが2つぐらいしかなかった。我慢しまくりでした」。初日はラッキーばっかりだったと言っていたが、今日はむしろアンラッキーがいくつかあった。「7番はラフに入ったと思ったら、ボールの後に長いヒースがあって・・・でも、5メートルぐらいを入れてパーで逃げられた。8番も入れちゃいけないバンカーに入れたけど、4メートルの下りのラインを入れてパー。ここがボギーだったら、後半もっとバタバタッと行ったと思うけど」と、我慢のほどを振り返る。

風の中でショットはどこへ行くかわからないが、パットの好調さが安心感につながっているという。「ティショットは嫌だなと思いながら打っても、グリーン上では入れてやろうと思える。パターだけは気持ちさえ強く持てば入ります」。スコアメイクの最後の決め手はパット。そのパットに自信を抱く神山は、土日も踏みとどまる可能性大である。

「日本でちょろちょろしている暇はない!」
星野英正】76-74=150(8オーバー)
初日は5オーバーだった星野。今日、アンダーで回れば予選通過できたのだが、後半の3ボギーが響き、3オーバー74。通算8オーバーで予選落ちとなった。「力尽きた。粘ってはいたけど、やっぱり体力なのかな」。欧米の選手との肉体差、筋力差がショットやパットに影響していることを痛感したという星野。「パワーがないと打てないショットがある。風に対しても、距離感に対しても、パッティングに対しても(体力差が)影響するってことは、江連コーチからもしつこく言われていたけど・・・試合数を減らしてでも体作りをやらないと来年はダメかなと思いました。やるなら今しかない。今やって体力をつければ、あとあと長いことできるから」。

星野は日本人選手としては長身の部類。本人もこれまでトレーニングはあまり行なわず、体力がないとは思っていなかったそうだ。「自分では体力があると思っても、こういう世界に来たら全然(ダメ)だね。考え方が変わります」。今後は、江連コーチの指導の下で体力をつけ、その先は?「こういうところで僕らはやらないとダメ。日本でちょろちょろしている暇はない。(海外の試合は)できるものは挑戦したいと僕は思うけど、あとは江連コーチに聞いて考えます」。星野の海外挑戦は案外近いかもしれない。

「このままじゃ、終わらせたくない」
塚田好宣】79-80=159(17オーバー)
初日は8オーバー。それでも「予選を通りたいので、明日は4アンダーぐらいで回りたい」と、前向きだった塚田。しかし、2日目は9オーバー80のラウンドとなり、塚田の全英オープンは2日間で終わってしまった。「途中からパーが取れなくなっちゃった。アイアンが悪くて、グリーンに乗らなくなっちゃった」と、苦笑。全英に関するさまざまな情報による先入観が警戒心につながってしまったと残念がる。「考えすぎていたのかな。いろんな話に反応しすぎて、自分らしさがなくなった」という塚田。

「嫌でしたよ。スコアボードに何十オーバーとか出ていて、それでも堂々と歩かなきゃいけないのは大変でした」と、ラウンド中の心境を振り返った。しかし、今回の経験を活かし、「このままじゃ、終わらせたくない」とポジティブに考えている。今後は、日本で出られる試合に出て、8月からは再びアジアを回る予定だ。アメリカツアーに対する思いも強いが、「まずは経済的なことが問題なので・・・」。希望と意欲に溢れるサバイバルな塚田の今後が楽しみだ。

文:舩越園子

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