P.ミケルソンが3打差で抜け出し単独首位!片山晋呉が6位タイに浮上!
注目選手のインタビュー/全米プロ2日目
フィル・ミケルソン(首位/8アンダー)
「後半のフロント9をイーブンパーでまとめればいいと思っていました。ここは1番から7番までが特に難しいので、バック9でスコアを伸ばすしかありませんが、今日はそんなプレーができました。後半はイーブンパーで周るのが目標だったんですが、いきなり1番でダブルボギーを叩いてしまいました。それでも、イーブンパーというのは嬉しいですね。ピンがグリーンの低い位置でグリーンがソフトならピンを果敢に狙うことも可能です。もしもグリーンが硬く、コースがもっと厳しいコンディションとなれば安全なパー狙いなゴルフが必要でしょう。明日からどんな状況になるか分かりませんが自信を持って週末を迎えられることは間違いありません」
デービス・ラブIII(3位タイ/4アンダー)
「今日はショットが良く、うまくパーパットを沈められたと思います。我慢強いプレーができましたね。ものすごいギャラリーの前でいいプレーができて楽しかったです。フェアウェイをキープしなければスコアは伸ばせません。上位にいる選手はみんな確実にフェアウェイへ運び、パーオンさせ、パットを沈めています。ここは少しでも気を抜いたらミスにつながるコースなので、一つ一つのショットに集中するだけです。短いパー4にとても長いパー4、2オンできるパー5とできないパー5が1つ、バランスがよく取れています。私の場合、パー5が6つあると助かるんですけどそんなコースはありませんからね。今日のパー3はクラブの選択に悩む位置にピンが切られていましたが、とにかくあらゆるショットが求められるコースです」
レティーフ・グーセン(11位タイ/2アンダー)
「今朝のグリーンは完璧なコンディションでした。今は乾いて難しくなっていますがね。今朝はロースコアを狙えるコンディションだったんです。でも、私はフェアウェイをキープできたのが4ホールだけだったのでイーブンパーがやっとでした。明日からもとても蒸し暑くなると思いますし、グリーンはさらに難しくなるでしょう。それでも今日までのスコアからいって優勝スコアはアンダーパーでしょうね」
タイガー・ウッズ(62位タイ/4オーバー)
「今日はスイングにはいい感触があったんですが、パットはその正反対で序盤は全くダメでしたね。スピードもラインを読むのも最悪でした。忍耐力と共にその時だけに集中し、こつこつプレーする。今日もそんなラウンドをしただけです。ゴルフでは何が起こるか分かりません。上がり2ホールではバーディとイーグルを決めるというシナリオを描いていました。18番のピンは狙える位置でしたからね。16番までは1アンダーペースだったので、これならいけると思ってたんです。ところが17番のボギーでまた5オーバーに逆戻り。それなら18番でいいショットを続けて2打放つしかないと思ったんですが、その通りのプレーができたことを誇りに思います。明日は何とかアンダーパーで周り、トップ争いに加わることが目標です。第3ラウンドが終わった時点でどこまで順位を上げることができるのか、結果を見れば日曜日にどんなスコアが必要かが分かりますからね。とにかく明日はかなりのロースコアが必要なことは確かですから、そんなプレーができるよう頑張ります」